たった2時間でも・・・・
2月1日(金)曇
9時過ぎ電話が鳴った。
出ると、長姉の家の解体をして下さっている社長さんから。
トイレと風呂場の土台を残すかどうか見て欲しいとのこと。
ばばも、実家にも寄りたいし、お墓参りもしたいし
他にもたくさん用事があったので
ササッと準備をして家を出た。
コンビニに寄って、後は一直線に車を走らせた。
長姉の家に行くと、家は90%以上解体が済み
あとはトイレと風呂場の周辺のコンクリートを
割っているところだった。
現場を見てもばばが独断で決めることは出来ないので
甥に連絡を取って相談し、社長さんに返事をすることに。
その後は実家の門を開け、タジバナミカンを収穫。
そのまま食べるには少し酸っぱいかも知れないが
今の時期、完熟して子供の頃は
「美味しい、美味しい」と食べていた。
数年前から我が家ではお酢代わりに、
このミカンの果汁を使っている。
果汁は冷凍しておけば、1年間通して使えるし
じじと一緒に採りに行く予定だったので
今日、収穫出来て良かった、良かった。
ミカン収穫後は、長寿の祝いをしなければならないお宅が
5、6軒あったので駆け足で回った。
留守の家が1軒あったが、近日中に又行くことにしよう。
それから、今日は1日なのでお墓に行き
3軒のお墓を回ってお参りをした。
その後は、お弔いに行く予定が延び延びになっていたので
思い切って帰りしな寄った。
携帯で時間を確かめると、11時を回っていた。
急いで帰らなくちゃ!
と思いながらも、途中、途中に無人市場があり気になる。
大根や島のブランド「赤土バレイショ春一番」のジャガイモ、
タンカン等を買ったよ〜。
何カ所か寄った無人市場。
ある無人市場では「お金をきちんと入れて下さい」
「100円は入れて下さい」というようなことが書かれていた。
お金を払わなかったり、1円とか10円とか入れて
野菜を持って行く人が行くらしい。
悲しいね。
そう言えば・・・
ばばは1週間ほど前、じじと取材帰りに無人市場で
冬瓜を1個買った。
冬瓜はビニル袋に入れられていたが値段が分からなかった。
葉物野菜などを見ると100円だったので
冬瓜も100円だろうと思って、ばばは100円を料金箱に入れた。
こんな大きな冬瓜100円で良いのかな?とは思いながら帰宅した。
次の日になって、冬瓜の煮付けでも作りましょうと冬瓜を出そうとしたら
ビニル袋に赤か茶色のマジックで「150エン」と書かれている。
わっ、大変なことをした〜。
150円の品物をばばは100円しか入れないで持ち帰ったことになる。
気になって気になって仕方が無かった。
その無人市場に野菜を出している方の名前が分かれば
お詫びの電話をして、後日不足分の50円を
入れてきたら良いのだが分からない。
考えたあげく、お詫びの手紙を書きその手紙を小さく折って
50円玉を中に貼り付けて財布に入れた。
いつでもあの無人市場近くを通る時に入れようと思ったからだ。
じじは、「封筒に手紙とお金を入れたら良いね」と言ってくれたが
野菜の代金を入れる投入口が硬貨の入る大きさしかないから
手紙に貼り付ける方法にした。
そして・・・昨日、
やっと、その無人市場近くを通ったので
車を止めて手紙と50円を投入してきた。
ばばが、冬瓜を買って帰った日、
無人市場を設置している農家の方は悲しかっただろうね。
大事に育てたであろう冬瓜を150円で出したら
誰かが100円入れて誰かが持って行ってあったんだから。
昨日、50円を入れやっと冬瓜はばばの物になった。
これで安心して煮物や汁物に使えるね。
今日、帰宅途中にある無人市場に書かれた文を読みながら
ばばも改めて「きちんと値段を確かめてから品物を買う」
ことを心に誓った。
せっかく農家の方が善意で新鮮な野菜を
安くで提供してくれているのだから
買う方も感謝しながら買わなくちゃね。
自分の軽率な行動を改めて反省しながら
無人市場で野菜を買ったばばだった。
さぁ、お昼ですよ〜ばば。
早く帰ってじじの昼食作らなくちゃ!
急げ、急げ!
家を出てから約2時間で今日はたくさんのことをしたなぁ・・・
ダラダラしていたら、2時間なんかすぐ過ぎてしまうけど
集中してやれば、たくさんの仕事が出来るんだね。
ばば、もう少し時間の使い方を工夫しなくちゃ!