お葬式なのに、大爆笑?他

5月15日(火)雨
今日は、従兄弟兄さんの葬儀。
自宅葬なので、朝9時少し過ぎに家を出て従兄弟兄さんのお宅へ。
告別式の後、火葬場へ、そしてお墓へ行き、
最後に又従兄弟兄さんのお宅へ行き・・・・と
自宅と実家集落を2往復した。

朝、9時少し過ぎに自宅を出ようとした時、もの凄い土砂降りになり
雨脚が細くなるのを待って姉に電話。
いつもなら姉はバイクで我が家まで来て、ばばが運転する車で出かけるのだが
天気予報でも、午前40%、午後から70%の降水確率だというので
ばばが姉の家まで行って迎えて一緒に行くことにしたのだ。

ちょうど1週間前に従姉妹姉さんが亡くなり、
そして又今日は従兄弟兄さんとの永遠のお別れ・・・・
何だか人生のはかなさのようなものを身に染みて感じる。
人の世の定めとは言え、別れはとても辛い。
ましてや永遠のお別れとなると・・・・・

今日は姉と1番年の近い従姉妹Mちゃんと一緒に行動した。
Mちゃん姉兄3人とは、ばばが小学生の頃、
ばばの家で数年一緒に暮らしたことがあるので実の姉妹のようだ。
大人になって、なかなかゆっくり話す機会もないけれど
会えば、積もり積もったいろいろな話に花が咲く。
火葬場往復の車中でも、亡くなった従兄弟兄さんの思い出話や
従姉妹姉さんの話、実家集落の話等しながら
共通の話題で話せる親戚がいるってありがたいなと思った。

今日は天気予報通りほぼ1日中雨だった。
特に納骨の時は雨脚が強くなり、風も強くなって
傘を吹き飛ばされそうになりながら焼香するのも一苦労だった。
ばば達は形だけでも傘を差せたから良かったものの
斎場の方は傘もささず、お線香を手渡したりお気の毒だった。
集落の若い方ふたりもずぶ濡れでお墓に旗を立てたり
穴を掘ったりしてくれたが風邪を引かないか心配した。
今、町内の病院・施設はインフルエンザのため
面会謝絶になっている所もあるから、雨に濡れて体調でも崩したら大変だね。
お墓で納骨後、従兄弟兄さんのお宅まで行って、
3日・7日・49日法要まで済ませ終わったのが3時過ぎ。
昨日から今日、悲しくて、気ぜわしくて、
肉体的にも精神的にも落ち着かない気持ちで過ごしたが
明日からは又平穏な時間が流れますように・・・・
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「お葬式」と言えば、島のほとんどのお葬式では神主さんか
お坊さんが読経する。

ばばはある人から「新米神主さん」の面白い話を聞いた。
ある方が退職した後、神主さんになった。
退職後・・・ということから察しても60才を超えていると思ったら、
何と70才過ぎだと。

あるお宅でお葬式があり、新米神主さんは「読経」をすることになった。
ところが新米さん故、ひらがなを覚えたての子供が
本でも読むような感じで、つっかえ、つっかえ読経を始めた。
ワイヤレスマイクを付けていたそうだが、この神主さん
「あちゃ、間違えた!」と呟いたり
「風邪引いたなぁ」と呟いたり・・・・
それが全てマイクを通して式場内に流れる・・・・
式場内は忍び笑いが渦巻き、男の方数名は笑いを我慢できずに式場外へ出て行き
ついには女の人たちも笑いを我慢できなくなって、吹き出してしまった。
厳かなはずの告別式が何とも言えぬ雰囲気になってしまった。
ついには、式の進行係を務める斎場の方も笑いをこらえきれず
後ろを向いて肩を震わせ始めた。
つっかえ、つっかえ読むので時間はかかるし、時々独り言も言うので
式は時間を結構オーバーしてしまったそうだ。
その集落では、その後同じ神主さんを頼む時は
「読経を読む予行演習をさせないといけない」って言い合ったそうだ。
この話は、本当にその告別式に参加した人から聞いた話であるが、
念のため、ばばの知っているお坊さん、神主さんの話ではない。

この神主さんが、その後どのように成長?されたかは聞いていないけれど
どんな仕事でも、誰でも、初心者に失敗はつきもの。
失敗を重ねながら、みんなベテランになっていくんだよね。
日本の何処かで、頑張っておられるであろう、あの神主さんも
今は「ベテラン神主さん」になってるかもしれないね。
・・・なっててほしいね。

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