良かったね

11月4日(金)曇り
今日も、午後からは昨日来島したUさん父子と一緒に亀津近辺をまわった。
Uさん父子は、夕べは島の北部の民宿に泊まり
夜の山道を車で走って「アマミノクロウサギ」とも出会えたそうだ。

ばばがビックリし、又嬉しかったこと。
昨日、天城岳へ登りたいというUさん父子を登山口近くまで案内した時
出会う人、出会う人「天城岳への道は、草木が生い茂り、
おまけに勾配は厳しく、その上、道も厳しいし、
今の時期はハブの危険もあり、
島の人も滅多に登らないほど荒れ果てているよ」
と話すことだった。
登頂は、ほぼ絶望的だと思われた。
しかし,Uさん父子の目的は、頂上付近まで登って
ある虫を観察すること。
Uさんのお子さんは、まだ6歳だという。
目的は果たせないだろうなぁ・・・と、ばばは思っていたのだが、
今日、Uさん父子の報告によれば、何と登頂し
探していた虫の観察もできたとのこと。
夜は、又山道で黒ウサギとも出会えたとのこと。
良かったねぇ・・・我が事のように嬉しかったな。
それにしても、Uさんの息子さん、6歳のR君、
よくぞ、急峻な天城岳山頂まで登れたね、偉いなぁ。

父子から、昨日の報告を受けた後、
今日は、また亀津から少し離れた集落、
大原にあるテレビ塔の麓まで行くことに。
テレビ塔の下までは数年前、ドングリ拾いに行ったことがあるけれど
それより先は、車で走ったことがないばば。
見るからに「山道・・・」という感じでちょっと・・どころか相当怖い。
でも、じじに運転させるわけには行かないと勇気を振り絞って出発。
軽自動車が離合することもできないような狭い山道。
そして、右が・・次は左が断崖のような・・怖いよぅ、怖いよぅ〜。
早くテレビ塔に着きますように・・・と祈りながら走る走る。
10分くらい走ったかな?
やっと、到着。
でもね、この場所、去年の2月だったかな
奄美市から自然観察の為訪れた方々と一緒にバスで来たことがあったのよ。
バスの運転手さん、こんな狭い道を走ったんだね・・と、今更ながらゾクゾク。
徳之島で一番高い山、井之川岳への登山口でもあったんだよ。
テレビ塔付近には薄くピンクがかった芙蓉が咲き乱れていた。
テレビ塔から少しだけ上がって虫の観察の準備。
周囲は木の枝が生い茂り、足下には雑草が伸び放題でとても怖かった。
あっ、そうそう、ここでR君が「黒ウサギの糞があるよ」と言うので
R君に着いて行くと、何とまぁ、二カ所にコロコロ黒ウサギの糞が・・・
こんな所に下りてくるんだねぇ・・・
ばばは、何十年徳之島に住んでいても、未だに黒ウサギと会ったことが無いのよ。
糞を観ただけでも、今日は大収穫、大感動!
Uさん、R君、ありがとう!

登る時から気にはなっていたが、
ばば達が車を停めた場所はどんどん霧も出て、視界は悪く少しヒンヤリしてきたので
すぐに引き返し、別コースへ向かった。
少し走った地点で再び観察準備をして、ちょっと休憩。

その後、徳之島を貝を観るために、ある場所へ向かった。
途中、じじが同級生を見かけ停車。
この同級生のお店では生きたハブが見られるのよ。
Uさん父子、ハブもみたいと言っていたので、じじが同級生Fさんに
声をかけたら、快く見せてくれ、更にコーヒーを淹れてくれ
さらにはタイワンクワガタが自分の牛小屋にいるので
そこまで案内して見せてあげると。。。。R君、大喜び!
その間、ばばは貝殻を見せていただく場所へ行き、
挨拶とお願いをしておくことに。
ここでも、又じじの同級生、Iさんが係の方へ電話をして下さって、
ありがたかった。
施設の3階へ上がり、事務所の方へ挨拶して
じじとUさん父子が来たら、しまってある貝殻の標本も見せて下さるとのこと。
ご厚意、本当にありがたかった。

Fさんの牛小屋から戻って来たじじと、Uさん父子。
じじの同級生、Iさんに挨拶して、それから3階へ上がり
事務所へ声をかけると、標本をしまってある部屋の鍵を開けて下さり
たくさんの貝殻標本を見せて下さった。
写真もビデオも撮って良いですよとのことで、
Uさんは、心ゆくまで撮影できた?かな?

虫や生き物や貝殻を見て、目をきらきらさせて感動しているUさん父子の姿に
感動した、今日のじじとばばでした。

明日は、Uさん父子と天城方面へ出かける予定。
コノハズクに会ったり、干潟や公園の鳥を見た・・・今からワクワク。

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ばば
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