対決

10月7日(金)晴れ
昨日のブログの最後に書いたように
今日は昨日と同じ奴のしぶとさについて書くね。

もうだいぶ前のことだけど、
梅雨時期はカタツムリやナメクジが一番喜ぶ季節。
ばばが、アフリカマイマイの集団を見たのは一昨年辺りだった。

ばばの家の車庫の壁や
お隣さんと両親宅の境のブロック塀、
両親宅の後ろにある水路のブロックや、家の周りのブロック塀など、
いろいろな所に5匹、10匹と集団でくっついている。
どのように退治したら良いのだろう?
専用の防除剤でもあるのだろうか?
何にも分からないまま、(何とか退治しなければ)と気は焦る・・・
内心は(じじ〜何とかしてくれよ〜)と思うのだが、
言っても動いてはくれないだろう。
マイマイがパソコンにでも潜り込んでいたら
即退治するだろうけれど・・・・・
ここは、やはりばばが動くしかないな。
さぁ、ばば、頑張って!

いくら退治すると言っても、直には触れないし、
割り箸で挟むのもイヤ・・・ということで、
ばばが使ったのは金属製の火鋏。
そして、捕まえた奴をどうするか?
ちょうど、大きな海苔の空き瓶が庭の隅に転がっていたので
その中にポイポイ投げ込むことにした。
火鋏で掴んでポイッ、又掴んでポイッ!
何十匹掴んだだろう?
見る見るうちに空き瓶がいっぱいになりそうだ。
ところがね・・・・ばばったら、やっぱりちょっと変だったんだよねぇ。
奴らを水攻めにしようと、瓶に水を入れてから奴らを投げ込んだの。
そしたら、ばばは捕まえてポイッと投げるでしょ。
10匹ぐらい投げたと思ったら、最初投げ込んだ奴が
苦し紛れに?水から次々這い上がってくるの。
そうか〜奴らは水分は好きなんだよなぁ。。。。
多めに水を入れれば溺れさせることができると思ったんだけど
計算違いだったか〜。甘かったなぁ・・ばば!
次にどうしたと思う?
台所に走って行き、食器用の漂白剤を取ってきたよ。
そして、残酷だとは思ったけどザボザボザボと
1カップくらい瓶に注ぎ入れて蓋を閉めたの。
ばばって、どこまで残酷なんだろうね。
見るだけでおぞましい光景だけど、やらなければ我が家の花も野菜も全滅しちゃうものね。
心を鬼にして、やり遂げたよ。

漂白剤を注ぎ入れた瓶に閉じ込められた3,40匹のアフリカマイマイ達。
だんだん気温が上がってきたらどうなるんだろう?
真夏の暑い日にはガスが充満して瓶が破裂してしまうのでは?とか
色々心配もしたけれど、それから数ヶ月は敢えて瓶に目を向けないようにしていた。

2,3ヶ月が過ぎて・・・・・・・・・
ある日、ふと瓶のことが気になり
マスクをしてゴム手袋をし、帽子を被って・・・見に行くと・・・
ありゃ?
ばばの予想では、貝殻も漂白剤で全て溶けているはず・・・・だった。
なのに・・・・濁った液体と一緒に貝殻は完全に残っている。
さて・・・これ一体どのように処理すれば良いの?
まずは蓋を取って、中の物をこぼさなくてはいけないよね。
蓋と言っても、厚めの板だったから棒で払い除けるようにして簡単に外せたよ。
さて、この後が問題!
ばばは、太めの棒で瓶を押し倒したよ。
マスクをしているせいか、異臭は全然感じない。
でも、さすがばばでも瓶の中身を直視することはできなかったよ。
瓶を倒すやサッとその場を離れたよ。
それから更に数ヶ月。
瓶のところへ行くと、あら、まぁ!
ただ、アフリカマイマイの殻が数十個固まって転がっているだけ。
殻の中にはばばの拳ぐらいもある巨大な物も混じっていたよ。
この殻は、夏休み帰省した長女母子にも見せたけど・・・・
吃驚しただろうね・・・

数十匹のアフリカマイマイを退治するのに要した約半年。
だけど・・季節が巡って梅雨時になると、
前年以上に巨大で、数も増えていたマイマイ達。
ばばへの仕返しかいっ!

ばばが退治した数の何十倍の仲間が土の中に潜ったりして
時機を窺っていたんだろうね。

前日渾身の力で退治した2匹の巨大マイマイ。
物干し台近くでやっつけた1匹は、
誰かが食べてくれないかと密かに期待していたが
ネコも、鳥たちさえも見向きもしなかったみたいで。。。。。。。
ブロック塀にいて水平打ちで打ち落とした奴は
やはり地面に潜ったのか?確認できなかった。
退治するのは良いけれど、後始末がイヤだなぁ・・・


新婚当時、アフリカマイマイを害虫とは思わず
大きな珍しい貝だと思って喜んでいたばば。

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