ばばの車が!

8月1日(月)晴れ
室温34,6度。湿度88%・・・だから、蒸し暑いわけだ。
今日は1日なので、午前中はお墓参りに行って来た。
両親のお墓の前に座ると、何だか気持ちが安らぐ。
今日も、長姉のお墓に参った後、そこから母校の方に向かい
山々が連なっている景色を見て
「この景色が1番好きだなぁ〜〜」と声に出した。
いつまでも残して欲しい、故郷の原形・・・・

お墓参りの後は実家へ寄った。
7月、庭木伐採をしてもらった後片付けが、
まだ終わっていなかったのだ。
でも、片付けよりも雑草が伸びているのに吃驚。
如雨露に水を入れ、除草剤を少し入れて万遍なく撒いた。
雑草が枯れる頃、また片付けに来よう・・・

「除草剤は怖い」って、先日から特に実感したので
長袖シャツ・UVパーカー・作業用帽子・手袋・靴下・長いジャージ・
スニーカーと完全武装したよ。
作業中、ばばは家の横の道に車を止めて置いた。
普通車なら、楽々離合できるくらいの余裕はあると思っていた。
ところが・・・・ばばが作業を始めるや
車の音がしたので「大型車じゃありませんように・・」と願いながら
様子を窺っていた。
だんだん車の音は近づき・・・・ばばはハッとした。
車は車でも、乗用車じゃない、畑を耕すのか?
屋根はなく、そのタイヤの幅たるや・・・・
ばばは、使い道さえ分からない、その大きな車が
今、正にばばの車の横を通ろうとしている。
えっ?通れるの?絶対無理でしょう〜〜〜。
木立ちの間から見ているだけで、胸がドキドキしてきた。
わっ、わっ、わぁ〜〜〜〜ぶつかる!ぶつかる!
もの凄い幅のタイヤがばばの家側の溝に落ちそうだ。
もし、そうなれば作業車が横転するかもしれない。
又、少し左に寄れば、確実にばばの車にぶつかる!
息を詰めて見ていた。
「ドンッ」と大きな音がした。
「ぶつかった!!!!やられちゃった!!!」
ばばは、急いで車の所へ走った。
今しも、作業車は離合を終え、ばばの目前を南の方へ遠ざかりつつあった。
ばばは、一瞬にして、作業車の運転手さんの顔を見、
車のナンバーをインプットした。

もし、作業車が通れそうでなければ。ピッピッとクラクションでも鳴らして
合図してくれたら、塀ひとつ隔てた道路だから、
走って行って、すぐに車を移動したのに・・・・
ばばはだんだん気持ちが落ち込んでいった。
せっかく実家を綺麗にしに来たのに、車が傷ついたら・・・・
つい先日、オイルが漏れ白煙が出て、修理に出したばかりなのに・・・
等と思いながらも、畑の近くだから・・・・と
道路に車を止めておいたばばが1番悪いのは分かっている。
これまで、何十年もトラックでさえ上手く離合してくれて
ぶつかることも、擦ることもなかったのに、
神様が、ばばに警告を発してくれたのかも・・・・
同じ集落の方ともめたりする物嫌だな・・・・
(なるべく目立たない位の凹みでありますように・・・)
目は車の側面を見ながら、必死に走った。
ほんの、数十歩の距離なのに、何と遠く感じられたことか?
・・・・ふぅ〜〜
あれっ?

車の側面は何処もぴかぴかで滑らかでちっとも凹んでなんかいないよ。
ばばは、ヘナヘナと座り込みたくなると同時に
嬉しさがこみ上げてきた。
無傷だ、やった!やったぁ!!!

あれぇ????
じゃ、さっきの「ドンッ」という音は?
もしかして?作業車がレバーを切り替えた時の音?

勝手に一人で作業車の運転手さんを恨み(ばばの違法駐車が原因なのに?)
勝手に悪い想像をし、落ち込んでいたばばったら、そそっかしいんだから。

ホッとして、また庭に回り作業再開。
ほぼ、30分後、作業終わったら、
髪の毛も洗ったようにビショビショ。
体中、汗がジンワリ流れるのが分かるくらいだった。

もう帰ろう〜。
じじが待ってるよ。

帰宅途中、自宅から200メートルほど離れた場所にある
「我が家の第2駐車場」脇の雑草にも除草剤を撒き
今日の仕事を全て終えたような気持で、
お昼ちょっと過ぎに帰宅したばばでした!


 

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