あれっ?
6月5日(日)曇り
あれっ?母子ふたりじゃなかったの?
吃驚も吃驚。
1週間ほど前から、ご近所の屋根に現れる「元猫相の悪い猫」母子。
母一人、子一人かと思っていた。
ところが、ところが・・・・一昨昨日の夕方、
ふと屋根を見たら、子猫が3匹じゃれていた。
3匹ともそっくりで、兄弟?(姉妹?)かなと確信した。
その3匹の子猫の近くに、あの「元猫相の悪い猫」も寝そべっている。
と言うことは・・・母猫と子猫3匹か?
しばらく観察することにした。
子猫たちのうち2匹は、立ち上がってボクシングのようなことをしたり、
クルクルッと屋根の斜面を転がったり、追いかけっこをしたり
元気に遊び回る2匹を尻目に、1匹は、お母さんにまとわりついて離れない。
お母さんも子猫を追い払う素振りもせず、子猫の好きにさせている。
甘えっ子猫は、お母さんのお腹の所に座り込んだり
顔の横へ行ってペロペロなめるような動作をしたり・・・・
そのうち、2匹の猫は甘えっ子猫に近づいて、
追い回したり、じゃれ合ったり・・・今度は3匹で遊び始めた。
ばばが猫を、こんなに気にし、観察を続けることなんて無かったけれど
今は、朝起きたら、まず裏口を開けて
この親子が来ていないかな?とお隣の屋根を覗かずにはいられない。
最初は、「猫相の悪い猫」と子猫1匹がトタン屋根の上にいて
子猫と同じ体の色をした「上品な猫」と子猫2匹が少し離れたホテルの庇の上にいたのだ。
「猫相の悪い猫」と「上品な猫」が夫婦で、
この夫婦の間に3匹の子猫が生まれたのかな?と思っていた。
そして、一方的に「猫相の悪い猫」は「お父さん」で
「上品な猫」が「お母さん」だと思い込んでいた。
しかし、いつもトタン屋根の上に現れるのは、
「猫相の悪い猫」と子猫1匹だけだったし、
子猫がお乳を飲むような素振りもするので、
「猫相の悪い猫」は「お母さん」と信じるようになった。
「上品な猫」と2匹の子猫も又別の家族だろうな・・・と。
ところが・・・2日前から「猫相の悪い猫」と
子猫3匹が一緒に行動するようになった。
「上品な猫」の姿を見ることが無くなったのだ。
どっちが「お父さん」で、どっちが「お母さん」なのか
分からなくなったけど、まっ、そんなことはどうでも良いか・・
今日で3日目だけど、猫の親子は朝も8時半頃に屋根の上に現れ
ひとしきり遊ぶ。
親猫は子猫が遊ぶ傍らでゆったりと体を伸ばしている。
一定時間遊ぶと、どこへともなく姿を消し、また数時間経つと
親子5人で現れる。
夕方は、6時半頃になれば、又どこへともなく去って行く。
屋根を覗いて猫の親子がいれば安心し、姿が見えないと何だか寂しい。
不思議なものだ。野良猫なんて大嫌いだったばばなのに。
それにしても、猫の親子が遊ぶ屋根・・・そのお宅の住人は
毎日自分の家の屋根で、猫の親子が暮らしているとは夢にも思っていないかもしれない。
今や、子猫たちは小さな雨樋の中まで入り込んで行って遊ぶようになっている。
この日記を書き終わろうとして、もう一度猫の親子の様子を見に行ったら
トタン屋根が熱くなっているからなのか親子の姿は無かった。
夕方、もう少し涼しくなったら又戻ってくるのかな?
すっかり「のぞき魔」になってしまったばば。
あとしばらくは、「のぞき」やめられませ〜〜ん。