加減が難しい
3月23日(水)曇
室温は20度あるけれど、外に出ると風が強く寒い。
「寒い」なんて言ったら大震災被災地の方々に申し訳ないね。
毎日、夕方に一回は通る無人のお宅のミカンの木に
真っ白い花が無数に咲いていた。
ミカンの花ってもっと匂いが強かったと思うけど
鼻を近づけないと感じないほどの匂いだった。
時間は流れ、季節も確実に変わりつつあるんだよね。
3月になって、じじとばばと姉で出かけることがほとんど無くなった。
大震災の被災者のことを考えると、あまり出歩く気にもなれない。
じじは、ブログにアップする写真や動画もそろそろ底を突きそうだけど・・・・
じじ同様、ばばもブログに何を書こうか、いつも迷っている。
昨日は小包三個荷造り、知人へ送った。
ばばは、家のお隣のお店に持って行けば小包が出せるのでとても便利。
お昼2時までに小包をお店へ持って行けば、
当日、夕方の船で鹿児島まで運ばれる。
お店へ荷物を運びながら、ふとお隣のブロック塀を見ると
奥の方に見事な椿が咲いていた。
八重咲き・・・と言うけれど、小さな椿の花が何個も集まって咲いているような・・・
お店のお姉さんに椿の美しいことを伝えると、
10年以上前に小さな枝を差したのが、ここまで成長したんだって。
ばばの家の近くは草花を丹精されているお宅が多いけど、
ばばだけは、いつまで経っても綺麗な花を咲かせることが出来ない。
何が原因なんだろう???
お姉さんに聞いてみると「ばばちゃんは、
あまり可愛がりすぎているんじゃない?」って言われちゃった。
そう言えば・・・花屋さんでも同じようなこと言われたっけ・・・
可愛がりすぎるとは???
必要以上に水や肥料をやること。
「表面が乾いたらたっぷり水をかける」と、育て方カードに書いてあるから
鉢の表面を目で見て、手で触ってみて「乾いているな?」と思うと
鉢底から流れ出るほど水を与える。
これがいけないらしい。
特に、木などは、やや水不足ぐらいが良いらしい。
ばばはこれまでギンモクセイも10本以上買って育てようとしたけど
一度も成功しないし、万両もせっかく7,8ヶ月育てて喜んでいたら
いつの間にか枯れてしまった。
初めは小さな花を育てようとして失敗ばかりしたので
次は「木なら育てられるかな?」と思ったけど
これもダメ。
現在、我が家の玄関では息も絶え絶えのモッコウバラが二本、
全ての実がヒヨドリに食べられ、残った葉っぱが日に日に枯れていく万両が二本。
そこで、ダメもとで、カランコエ1株とハツユキカズラ一鉢買って来た。
早速、鉢に植え替え水をたっぷりあげた。
季節ごとに玄関先に花があるって良いよね。
ばばが、「可愛がりすぎて?」枯らしているのかも・・・と
何名からか言われたので、試しにと思い両親宅の花壇に
キンモクセイ2本、センリョウ、バンマツリなど数種類の木を植えて実験中。
ついでに、枯れかけた万両二鉢も花壇の中に置いてきた。
これまで植えた木々は、ばばが手をかけない分、逞しく育っているような気がする。
万両も上手く再生してくれると嬉しいんだけど。
子育ても、植物育ても加減が難しいなぁと思う。