Sちゃん=う・し・の・み・る・く
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11月28日(日)曇
スーパーでレジに並んでいると、ちょっと小太りの女の子が話しかけてきた。
「ばばちゃんですよね。Sです」と。
お〜〜、Sちゃん。
もう、かれこれ30年前に関わったSちゃん。
すっかり貫禄が付いて・・・・・
今は結婚し、お子さんもできて「肝っ玉母ちゃん」しているそうだ。
Sちゃんと言えば、忘れられない思い出がある。
国語で、「小さく書く、や・ゆ・よ」の勉強をした時のこと・・・
牛乳の挿絵があり、この名前を、「小さく書く、や・ゆ・よ」を
使って、平仮名6文字で書く・・という問題があった。
まず、ノートに書いて練習して、次に黒板に書いて発表・・・
ところが、Sちゃん「ねぇ、ばばちゃん、牛乳って、どう書けばいいの?」と聞く。
答を教えるわけにはいかないので、
「ゆぅ〜〜くり、ゆぅ〜〜くり、ぎゅうにゅうと言ってごらん」と言わせてみた。
口では言えても、書くことが分からないらしい。
業を煮やしたSちゃん、黒板に出て、何と!「う・し・の・み・る・く」と書いた。
なるほど!平仮名6文字。ご迷答!
その後、あれや、これや画策し、何とか「ぎ・ゅ・う・に・ゅ・う」へ行き着けたが。
このことがあって以来、「Sちゃん」と言えば「う・し・の・み・る・く」を思い出す。
でも、子どもって可愛いね。
何十年経っても「ばばちゃ〜〜ん」って声かけてくれる。
あの当時6,7歳だった子ども達も、今や、子育て真っ最中だったり
それぞれの職場の中堅として頑張っている。
数十年経っても、当時の面影のある子もいれば、すっかり面変わりしている子もいて
ご両親のどちらかと一緒だと(あっ、○○ちゃん)と気付く子もいる。
自分の関わった子ども達が、立派に成人し社会貢献している姿を見るのって嬉しいものですね。