トイレの神様、他

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9月30日(木)晴

今日で9月も終わりか〜〜〜。

年々、月日の経つのが早く感じられる。

これも、一種の加齢現象なんだって・・・

ばばは「暮らしの手帖」という隔月発行の雑誌がお気に入りだ。

長いこと愛読していたが、最近はほとんど雑誌を書くことはなく

書店でパラパラ立ち読みするくらいだったが、

数日前、町立図書館に行ったら大部古い号の「暮らしの手帖」が

ポツンと棚にあったので即、借りて帰って来た。

夜寝る前に読んでいるが、「すてきな あなたに」と言う記事の中に

次のような文章があって気に入ったので、書き留めておこう。

はきものをそろえると

こころもそろう

こころがそろうと

はきものもそろう

ぬぐときに そろえておくと

はくときに こころがみだれない

だれかが みだしておいたら

だまってそろえておいてあげる

そうすれば

きっとせかいじゅうの

ひとの心もそろうでしょう

何故か、最後の一節の「こころ」と言う字だけが漢字になっているのも

何か意味があるのかな?

そうそう、ばばは家事をしながら良くラジオを聞くんだけれど

3,4日前「トイレの神様」の作詞者 植村花菜さんがゲストででていたよ。

そして、大ヒット曲「トイレの神様」を歌っていたけれど、良い歌ですね。

徳之島では、赤ちゃんがお腹にできた時、トイレを綺麗に掃除すると

可愛い赤ちゃんが生まれるって言う地域もあるみたい。

ばばも言われたよ。

玄関先や客間は綺麗にするけど、

あまり目の届かないトイレなどは掃除もおろそかにすることを戒めているのかな?

トイレを綺麗にすると同時に、

普段の行動でも人が見ていない場所でもきちんと行動できる人になりたいね。

トイレの神様

作詞:植村花菜・山田ひろし 作曲:植村花菜 編曲:寺岡呼人

小3の頃からなぜだか
おばあちゃんと暮らしてた
実家の隣だったけど
おばあちゃんと暮らしてた

毎日お手伝いをして
五目並べもした
でもトイレ掃除だけ苦手な私に
おばあちゃんがこう言った

トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで
 
 
その日から私はトイレを
ピカピカにし始めた
べっぴんさんに絶対なりたくて
毎日磨いてた

買い物に出かけた時には 二人で鴨なんば食べた
新喜劇録画し損ねたおばあちゃんを
泣いて責めたりもした

トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで
 
 
少し大人になった私は おばあちゃんとぶつかった
家族ともうまくやれなくて 居場所がなくなった

休みの日も家に帰らず 彼氏と遊んだりした
五目並べも鴨なんばも 二人の間から消えてった

どうしてだろう 人は人を傷付け
大切なものをなくしてく
いつも味方をしてくれてた おばあちゃん残して
ひとりきり 家離れた
 
 
上京して2年が過ぎて
おばあちゃんが入院した
痩せて 細くなってしまった
おばあちゃんに会いに行った

「おばあちゃん、ただいまー!」ってわざと
昔みたいに言ってみたけど ちょっと話しただけだったのに
「もう帰りー。」って 病室を出された
 
 
次の日の朝  おばあちゃんは
静かに眠りについた

まるで まるで 私が来るのを
待っていてくれたように

ちゃんと育ててくれたのに 恩返しもしてないのに
いい孫じゃなかったのに
こんな私を待っててくれたんやね
 
 
トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
おばあちゃんがくれた言葉は 今日の私を
べっぴんさんにしてくれてるかな

トイレには それはそれはキレイな
女神様がいるんやで
だから毎日 キレイにしたら 女神様みたいに
べっぴんさんになれるんやで
 
 
気立ての良いお嫁さんになるのが
夢だった私は
今日もせっせとトイレを ピーカピカにする

おばあちゃん
おばあちゃん ありがとう
おばあちゃん
ホンマに
ありがとう

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