枯れススキ空を飛ぶ???

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5月15日(土)曇

午前10時ちょっと過ぎ、ちょっと散策に行こうかと・・・じじとドライブ。

行き先はいつもの場所。

初め立ち寄った場所は収穫無し。

次に向かった場所では・・・・

最初は、蝶・トンボ・マダラカミキリなどを写して

移動を始めた時、じじが数十年前、加計呂麻の子供達から教えてもらったという

「12時、コイコイコイ」の鳴き声が。。。。

サンコウチョウと出会いました!

声はすれど、姿は見えず。

目を凝らして木立の中を探るが、なかなか姿をとらえることは出来ない。

諦めて歩き始めたじじとばばの頭上を長い尻尾のような物がユラユラユラ〜〜〜ッと

飛び去った。

「じじ!!!!何何何?」とばば。

まるで、長く細いリボンが頭上を飛んだような!!!

「サンコウチョウだよ!」とじじ。

でも、ばばが不思議な物体に度肝を抜かれ、さらにその物体の飛ぶのがあまりに速く、

しっかりと姿を確認できず。

声だけは、何回も林の中から聞こえる。

会いたい!会いたい!・・と思いつつ歩いて

じじは、リュウキュウハグロトンボの雄と雌を見つけ撮影に没頭。

ばばは傍らでキョロキョロ辺りを見ていると・・・・・・・・

何と!池の西側から東側へ枯れススキのような物が飛んでいく。

びっくりしたばばが、「じじ、じじ、あれ、何!」と興奮して叫んでも

リュウキュウハグロトンボに心奪われているじじは

「見てないから分からない」と素っ気ない返事。

枯れススキが空中を飛ぶなんて!信じられない!

改めてじじに聞くと「サンコウチョウだよ」って。

えっ、サンコウチョウって綺麗な青色と思ったけどベージュ色のもいるの?

雄と雌でも、見る角度でも色は違って見えるんだって。

じじとばばがリュウキュウハグロトンボの撮影を続けていると

リュックを背負った小さな子供達が20人近く近寄ってきた。

若い女性が一人で引率している。

聞くと、K保育所の学童保育なんだって。

でも・・・こんな小さい子達を一人で引率して山道を歩くって怖くないのかな?

子供達もリュウキュウハグロトンボを珍しそうに見て名前をつぶやいたりしていたが

ばば達より先に林の中へ入っていった。

じじとばばはそれからもしばらく撮影を続け、林を下から上へ登っていった。

途中、ツツジのつぼみがほころんでいたり(季節外れ?)

コンロンカやギョクシンカが咲いていたりで

目はキョロキョロ・・・何回も「自然って良いなぁ〜〜」とつぶやいているじじ。

「マイナスイオン」ってばばが言っても信じなかったじじだけど

今は「マイナスイオン、気持ちいい〜〜〜」って。

変われば変わるもんだなあ・・・・

林を通り抜けて上の空き地まで行き、今度は違うコースを下ることにした。

途中で、じじが又リュウキュウハグロトンボの雌を見つけ撮影に没頭。

ばばは仕方なく辺りを見回していると、

ソラマメを三回り位大きくしたような木の実が下がっていたり

シジュウカラが番で飛び回ったり、飽きずに時間はつぶせるが

時計を見ると、もう12時回ってるよ、じじ〜。

じじを急かして、歩き始めた。

最初サンコウチョウを見つけた場所まで来た。

アカヒゲやアカショウビンの声は聞こえどもサンコウチョウの声は聞こえない。

時間帯によって、過ごす場所が違うのかな?

駐車場まで来た時、直ぐ近くの木にアサギマダラが留まっているのを発見!

じじに撮ってもらい、車に戻り一路我が家へ。

 

帰り着いたら、もう1時を回っていた。

「一番簡単に出来るメニューで良いよ」と言うじじに

本当に3分ぐらいで素麺汁を作ってあげた。

素麺は茹でてあったし、手作り薩摩揚げと、豚肉の角煮はあったし

茹で野菜も生野菜もあったからね。

食事をしながらじじが、おかしそうに笑うので「何で?」と聞くと

「だって、最近はばばがじじを差し置いて野鳥にやたら熱中しているから」ですって。

言われてみればそうかも知れない。

去年辺りからやたら野鳥や水鳥のことが気にかかりだした。

やはり、時間と心に余裕が出来たからかなぁ〜〜。

毎日、珍しい鳥や花木・虫等を探してじじと一緒に歩く。

考えてみれば、一番幸せなことかも知れないな〜〜と思う昨今だ。

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