こちらこそ、ありがとう〜〜
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5月9日(日)曇
お昼前、「ばばさ〜〜ん、荷物で〜〜す」という声。
出てみると、素敵にラッピングされた紙袋を渡された。
差出人は、我が家の三姉妹。
今日は、母の日だから、今日届くように配慮してくれたらしい。
配達時間も「9時から12時までの間」と指定されていた。
開けてみると、メッセージカードと一人一人からの手紙、
ルームコロン・洒落たビンに入った「いちごのお砂糖」と「ニンニク醤油の素」。
素敵〜〜。島では見かけない珍しい物ばかりだ。
3人で一緒に選んだ物だそうだ。
一緒になって、ばばの喜ぶ顔を思い浮かべながら選んでくれたんだろうね〜。
本当にありがとう〜〜。
まずは、プレゼントを袋から出して写真撮影。
その後、ばば両親の仏壇に備えた。
「お父さん、お母さん、あなた方の孫からこんな素敵なプレゼントが届きましたよ。
ありがたいね〜。優しい孫達だね〜」って報告しながら・・・・・・・。
次にメッセージカードを開いた。
「ばばちゃんって呼べる関係になってしまったね。だんだん距離が近付いて、
もっともっと大好きになってきたよ・・・」
「いつまでも、お茶目で可愛いお母さんでいてね・・・・」
「最近、ばばちゃんの血を感じるようになったよ。親子だね・・・・」
などと、三人三様に書いてくれている。
そして、別紙の便せんには
「この身に受けたいっぱいいっぱいの愛を、どうお返ししたら良いんだろう・・・」
「いつも、ブログで二人の毎日の生活がうかがえて楽しませてもらっているよ。
お母さん、お父さんが見守ってくれているという安心感が
私を支えてくれているような気がします・・・」
「いつもいつも私たち三姉妹のことを気にかけてくれて、
たっくさん愛してくれてありがとう。感謝してもしきれない・・・・」
というようなことを、紙面いっぱい書いてくれていた。
娘達から、この様な感謝の言葉をもらえるような母親では決してないばば。
在職中はいつも仕事最優先で、父・母・叔母、じじに育児を任せっぱなしだったようなばばだった。
娘達が成長し、家を離れてから反省した。
「もっと、もっと愛情をかけてあげられたのではないか」と・・・・・。
離れてみて、娘達に対する溢れるような感情がどっとこみ上げてきたばば。
でも、今となっては表現のすべを知らないばばは、ずぅっと胸に抱え込んでいる。
ばばにとっては何物にも代え難い至宝の三姉妹。
ばばこそ、娘達に感謝してもしきれない。
ばばの両親はもういない。
結婚して娘達が生まれるまでのばばの宝は両親だった。
「親孝行、したい時に親は無し」という諺通り、
充分な恩返しも出来ないまま両親とは永遠の別れをした。
「親に出来なかった孝行は、子供に返せ」と言うけれど、
子供孝行さえろくにできないばば。
考えてみれば、いつも周囲から「してもらう」だけで過ごしてきたような気がする。
昼食が終わった頃、娘達から「母の日おめでとう〜」の電話が入った。
そして、最後に「お父さん、お母さんの子供に生んでくれてありがとう〜」と言われた。
ばばは、娘達からのメッセージと手紙を読み、電話で声を聞いて
思わず感極まって泣きそうになった。
傍らでじじが「お母さんって良いね。じじもお母さんだったら良かったなぁ〜〜」
って訳分からないこと言っている。
「母の日」って、お母さんに感謝する日だろうけど、
我が家では「改めて、ばばが娘達に感謝する日」だと、ばばが勝手に決めたよ。
三姉妹さん、いつも優しい思いやりありがとうね〜〜。
ばばこそ、あなた方の母親であること、誇りに思うよ〜。
遠く離れているけれど、じじとばばの心は何時もあなた方のそばにあるよ。
いつまでも、いつまでも、仲良し家族でいようね〜。