12・21

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12月21日(月)曇り時々小雨

今日は、次女みーちゃんの誕生日。

高校から親元を離れたので親と一緒に暮らした時間が一番短いね。

長女はなちゃんはテレビ番組のヒロインの名を、

みーちゃんは、ばば父の名前をひっくり返して

じじが命名したことは知っているよね。

とても良い名前だと思っていたんだけど

パッと見に男の子の名前と思われ、

病院とかでも呼び間違えられることも多かったね。

親が子供に命名する時、いろいろな願いを持って付けるけれど

みーちゃんの名前にはどんな願いが込められているか

考えたことあるかな????

思えば、みーちゃんは小さい頃からいろいろな試練にさらされてきた。

お姉ちゃんの面倒を見てくれる方がいなくて3ヶ月から海を隔てて

じいちゃんばあちゃんに預けていた、じじとばばは

今度こそ誰か世話そしてくれる方が見つかりますように。。。。と願っていた。

もしかしたら、姉ちゃんも一緒に世話してくれる方が・・・とね。

幸い、同僚の奥さん方がみーちゃんの世話をしてくれたけど

どなたも事情があり、数ヶ月で世話できなくなってしまって

一歳半までに4名もお世話して下さる方が変わったのよ。

物心つくかつかないかの時だったけど不憫でたまらなかった。

仕事を終えてじじが迎えに行くと、

それはもう何とも言えない満面の笑顔で飛びついてきたんだって。

普段は後追いもしなかったみーちゃんだったけど

具合が悪い日などは、やはりじじがみーちゃんを預けて仕事に向かうと

悲しそう〜〜な顔をするので、

後ろ髪引かれる思いで職場に向かったんだって。

「子供は宝」だった、加計呂麻島で

みーちゃんは集落中の方に、かわいがってもらったんだよ。

お散歩している時とかも小学生や中学生はじめ、集落中の方が

「みーちゃ〜〜ん」って声かけてくれてね。。。。。。

集落のアイドルのようにかわいがって下さった加計呂麻の方々

今はもう、大分ご高齢になられたけど

もう一度家族で行ってみたいね。

 

当時はね、オムツなども布製で川で洗っていたのよ。

休みの日など、オムツの洗濯に行くばばの前を

オムツで大きくふくらんだお尻を振り振り歩いたみーちゃんの姿が

今でも目に浮かぶよ。

ばばの洗濯が終わるまでジィっとそばで待っていて

帰りにはいつもお店にトコトコ入っていって

「キャンコ(アイスキャンデー)ちょうだい」ってねだり

アイスの入ったケースにしがみついて動かなかったみーちゃん。

今、自分でいつでも好きな時にアイスキャンデーが買えるようになった、みーちゃん、

きっと冷蔵庫にはアイスが常備されているのでは?

まだ充分生えそろってもいない小さな歯で「ガリッ、ガリッ」って

アイスをかみ砕いていたよ。

みーちゃんは、お父さんに一番かわいがってもらった分

厳しくも躾られたんだよね。

聞き分けが悪いと寒い夜でも外へ放り出されてね・・・・

1歳そこらで可愛そうだと、お隣の奥様がおっしゃったけど

みーちゃんが悪い時は、悪いと認めるまでじじは許してくれなかったんだよ。

だから、みーちゃんは1歳と数ヶ月の頃から自分が悪いと思ったら

「ごめんなさい。もうしませんから許して下さい」って言うようになったのよ。

自分の非を認めるって言うことは大人になっても大事だものね。

じじは、厳しいだけでなく、それはそれはみーちゃんをかわいがっていたんだよ。

オムツを替えるのも、お風呂に入れるのもいつもじじ。

どこへ行くのも、じじの自転車の前にみーちゃんを乗せて行っていたし、

歩いてお散歩の時はじじとばばが両方からみーちゃんと手をつないでね。

ある時なんか「ガクッ」か「クッ」か音がしたと思ったら

みーちゃんの肩の関節が外れてね、それを間髪入れずじじが

「クッ」と元に戻した時にはさすがばばもびっくりしたけどね。

 

早々、みーちゃん行方不明事件のことは

みーちゃんにも何回も話して聞かせたよね。

やはり1歳ちょっとの時だったけど、みーちゃんの寝相は凄かった。

あっちへコロコロ、こっちへコロコロ・・・・・

寝ていて部屋中転がり周り、ある日ついにカーテンで仕切られていた

板の間に転がっていって、「みーがいない!」って大騒動したもの。

今は、もう寝相は良くなったかなあ〜〜〜。

1歳半まではじじとばばの愛情を一身に受けていたみーちゃん。

1歳半でお世話をしてくれる方の都合が悪くなり

姉ちゃんの住む徳之島へ連れて行ってじいちゃん、ばあちゃんに預けられ・・・・

先に預けられていた姉ちゃんと「じいちゃん、ばあちゃん争奪戦」を

繰り広げたって任務を終え島に帰ってからばばは聞いて、

二人が不憫・・・・・・

みーちゃんが小さい胸をどんなにか痛めたか・・・・・

 

全ては、結婚後も仕事を続けたばばのせいなんだけど・・・・

いっぱいいっぱい寂しい思いをさせたね。

任務を終え、徳之島の港に着いたじじとばばの胸に飛び込んできたみーちゃん。

逆に顔を背けじいちゃんの胸にしっかり顔を埋めて

じじとばばを見ようともしなかった、はなちゃん。

対照的な二人だったけど、やっと家族が一緒に暮らせるようになった時の嬉しさは

何物にも代え難かったなぁ・・・・

もう二度とこの子達と離れてはいけないと思ったし

ずぅっと一緒にいて守ってあげようと思ったよ。

そうは思いながらも力不足のばばだったけれど、

今は大都会で必死に頑張って自立した、みーちゃん。

そばにいない分、メールや電話で温かい気持ちを伝えてくれるけれど

やはり、近くで色々話したいね。

さっさと親離れした、みーちゃんに比べ、ばばはいつまでも子離れできないね。

外見や物の考え方が一番ばばと似ていると周囲から言われるみーちゃん。

ありがた迷惑かも知れないね。

でも、ばばの悪い所は反面教師にして

みーちゃんは、みーちゃんらしく凛とした生き方をして欲しい。

いつか、大人の女性として、みーちゃん、はな姉ちゃんや妹ピカちゃん、

そしてばばで語り明かしたいね。

仲間はずれにされたじじがちょっと可愛そうだけどね・・・・・

みーちゃん、誕生日おめでとう!!!

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