「結い」
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6月29日(月)晴れ
ここ一週間、お悔やみ続きで四回も斎場に行った。
悲しい知らせは突然にやってくる。
夕べも、夕ご飯を終え八時からテレビを見ているとTEL。
姉からで、実家集落で親戚のお兄さんが亡くなったという。
エ〜〜ッ、まさかあの元気なお兄さんが!
あまりに突然で信じられない知らせだった。
すぐ準備をして車を走らせた。
A兄さんのお宅に着いたのは九時。
次々に集落の方が集まってきてアッと言う間に百人近い方が集まってきた。
皆さんAさんの突然の訃報に茫然とするばかり。
悲しみの中でもテキパキと部屋を片づけ掃除をし椅子を並べ。。。。。
正式なお通夜は明晩と言うことでばばと姉は帰ったが時刻は既に午前1時だった。
そして今日は朝八時にA兄さんのお宅へ。
集落の生活館では既にたくさんの婦人部の方々がお茶や、お昼の準備をしていた。
ばばの実家集落では昔から「結い」と言って
農繁期や製糖期には、隣近所・親戚の方達と助け合いながら作業してきた。
そしてお弔いの時は集落中のほとんどの女の方が炊事の手伝いに
男の方は力作業に駆けつけて下さった。
(今でもその精神はしっかり残っているなあ)と思った。
実家集落でも少子化・高齢化が進み、
年々人口も減っているが、
それでもみんなで力を合わせて助け合っている。
夕べ、そして今日、若い方がテキパキと働いて下さっているのが嬉しかった。
今、ばばが住んでいる地域ではあまり見られない「結い」の精神が
実家集落には今でもしっかり根付いているなあと再認識した。
自分の加齢と共に、悲しいお別れも多くなる。
まず健康・そして、一日一日を大事に過ごしていかなければ・・・
と改めて考える昨今だ。