ゲジゲジ他

6月26日(金)小雨

「ゲジゲジ」・・・って「ゲジゲジ眉」とか言うから

「ボサボサの・・・」という印象があったばば。

又、小さな毛虫のようなダンゴムシのような生き物を

「ゲジゲジ」というかと思いきや・・・・

先日突然、(じじの説によると)正真正銘のゲジゲジを発見した。

夕方の散歩で、いつもばばと姉はじじのアシスタントを自認して歩いている。

だから、歩きながら目はぬかりなく前後左右、上下に向けているつもり。

じじがよく言う。

「二つの目で見るより、六つの目で見た方が色々な物が見える」って。

そこまで言われたら、ますます責任重大で、

細かい所まで見なくてはならないと思いながら歩く。

いつも同じ道を歩いていても、日により、

時間によって違う生き物、風景の発見がある。

過日、じじが写真集にアップしてあった「ゲジゲジ」を散歩途中見つけた時、

「ゥワッ、ゥワッ〜〜」と思い、一目はしっかと見たが

二目と静止できなかったばば。


初めて見る生物に興味と恐怖と半々だった。

じじは「あれは、サソリモドキだよ。

じじは、今まで何回か見たことあるよ」

と言っていたが、家に帰って調べた後、

「ばば〜ごめ〜〜ん。あれはサソリモドキじゃなく

ゲジゲジだったよ」と教えてくれた。

へぇ〜〜、言葉としては聞いていたけど、本物を見たのは初めて。

ゲジゲジって、こんなに大きかったのか?と納得。

それにしても、あの姿・色、ばばは二度と見たくはないと思った。

だから、同じ場所を通る時は、

ゲジゲジがいた場所とはなるべく反対側を歩くようにしている。

又、「キノボリトカゲ」を見つけた時は、

トカゲの体と木が同じような色に見えてなかなか見分けがつかなかった。

「キノボリトカゲ」のことを、

ばばは子どもの頃「ヤーマイショ」と言っていた。

「ヤー」は方言で「家」のことかな?

では「マイショ」って何の意味?と子どもの頃から思っていたが

未だに分からない。

ばばの家には大きなガジュマルをはじめ、色々な木があり

それらの木に留まっていた(と表現した方がピッタリのような気がする)

「ヤーマイショ」。

時には室内の柱などに留まっていた物を見たこともある。

 

ばばは、キノボリトカゲを「ヤーマイショ」と言っていたが

知人からキノボリトカゲは「キィーマイショ」と言うと教えてもらった。
(キィーとは島独特の発音で表記出来ない)

・・と言うことは?

「キィーマイショ」のキィーは「木」のこと。

だから、キノボリトカゲは「キィーマイショ」が正しいのでは?とばばも思う・・・

・・が、やはり、マイショの意味が分からない。

又、「ヤーマイショ」と「キィーマイショ」の違いも分からない。

 

ばばが「ヤーマイショ」と信じていた生き物の名前はなんて言うのだろう?

子どもの頃は、ばばも勇気があったのか???

男の子がするのを見て、ヤーマイショの尻尾を持った腕を大きく振り回し

遠心力を利用して遠くまで放り投げたりしていた。

むごいことをしたものだと、今になって反省する。

子どもの頃はあちこちで普通に見ていた生き物が

環境や生活の変化のせいか、最近はあまり見られなくなった。

島の言葉、方言や貴重な動植物等を

もっと大事にしていかなくてはいけないと、最近特に思う。

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