♪「「コガネ持ち」は金持ち?だ〜♪
6月11日(木)曇り時々雨
「♪コガネムシは金持ちだ〜〜
金蔵建てて 蔵建てた
子どもに水飴買ってきた〜〜♪」
っていう歌があった。
最近の子は、聴いたこともないだろうな〜〜。
うちの3姉妹が小さい頃、じじは「一円を笑う者、一円に泣く」ってよく言っていた。
じじは、たまにばばに小遣いをくれる。
何万円、何千円かって??
いえ、いえ、一円・・・・たまには一円玉が複数枚。
「ちりも積もれば山となる」かぁ〜〜〜。
過日、散歩途中、ばばが一円玉を見つけ、じじが拾った。
車にでも轢かれたのだろう、一円玉は面影を留めないほど、ひしゃげていたが、
一円玉には間違いなく、正真正銘の一円玉を拾った。
警察に届けないと窃盗罪になるよね〜〜〜
いやいや、拾った物を勝手に自分の物にしたのだから「横領罪?」
懲役刑?
罰金刑?
なんて心中思いながら散歩を続けた。
散歩が終わる頃には、ばばは拾った一円玉のことはすっかり忘れていたが、
翌日の朝、じじがペンチを持って現れた。
「何をするのかな?」と思っていたが、
じじは片手に昨日拾った「ひしゃげた一円玉」を持っていた。
その後、どうするのか見ていると
「ウウ〜ン、ウウ〜〜ン」と呻きながら
必死にひしゃげた一円玉をペンチで伸ばそうと試みている。
しかし、「ひしゃげ君」は「ウン」どころか「スン」とも言わない。
じじは顔を百面相にしながら、しばらく奮闘していたが
ついに諦めたようだ。
そして、ばばの所へ来て「あげる」って「ひしゃげ君」を差し出したけど
お店のレジで出すの恥ずかしいし、第一、お金として認めてもらえるかどうか・・・・
ばばは、懇切丁寧に「お断り」した。
じじが、あの「ひしゃげ君」を警察へ届けたかどうか定かでない。
。。。。。そして、昨夕、じじがこう言った。
「ばば、男はね小銭をたくさん財布に入れること嫌うんだよ。。。。。」
じじがこう言う時は必ずばばに「両替」を頼みたい時だ。
「ばば、テーブルに小銭置いてあるから、千円と替えてくれないか?」
(来た、来た、来た〜〜〜)
「良いよ」ってばばもOKした。
そんなばばに追い打ちをかけるように「ちゃんと千円置いてあるからね」と言うじじ。
まず、ばばがじじに千円札を渡し、それから食台の所へ行って
じじが置いた千円を見た。
五百円玉一枚、後は百円玉。五十円玉、十円玉、五円玉、一円玉まで合わせて
きちんと千円。。。。。。。。。。
ばばは思わず笑ってしまった。
じじはいつも大金持ち。
・・・と言っても、たかが知れてるね、いつも数千円かな?
そしてばばは、小金持ち。
財布の中は小銭ザラザラ〜〜。
でも、いいんだ〜。
だって、ばばはよく無人市場で100円野菜を買うし
スーパーでも小銭は必要だもの。
じじ、何なら千円札以外、全部ばばが引き取っても良いんですけど〜〜〜
女の人はバッグに財布を入れて持つことが多いけど
男の人ってズボンのポケットとかに無造作に財布入れている人多いよね。
ばば、いつもドキドキする。
ズボンのポケットに財布入れて覗かせて、
不届きな人に抜き取られたりすること無いのかなって。。。。
じじも、たまにポケットに財布入れてるけど〜〜
心配性のばばは心配だぁ〜〜