へクソカズラ

6月2日(火)晴れ後曇り

夕方の散歩途中、坂道を上がりきった農道脇で

「へクソカズラ」が可憐な花を咲かせていた。

 

この花、遠目にはとても可憐な花なのに

その葉っぱを千切って匂いを嗅ぐと・・・・

 

花なのに、「ヘ」「クソ」なんて・・・

「へクソ」=「オナラウンチ」なんて可愛そう。。

匂いを嗅いだら納得するかな?

ばばが小さい頃は方言で(発音通り表現できない文字があるが)

「フィーシィラカンダ」と言っていた。

「フィー」とは「おなら」

「シィラ」と「(おならを)出す?」

「カンダ」とは「カズラ」

要するに「オナラの匂いのするカズラ」とでも・・・・?

それが標準語で「へクソカズラ」というと知ったのは

つい10数年前くらいか?????

方言では「オナラ」だけなのに「クソ」まで付いてしまって、

匂いがますます強調されてしまっている。

昨日はこの花を見た時「あっ、へクソカズラだ」と思ったものの

じじが「本当?」と何回も確かめるので

「じゃ、試しに葉っぱを千切って匂いをしてごらん」と言った。

写真を撮った後、じじが葉っぱを千切ってばばに手渡したので

ばばも匂いを嗅いだが、そんなに強烈な匂いはしなかった。

でも、やはり間違いはないと確信した。

個体によって、匂いには強弱があるのかな・

この花は生命力が強く、ばばの家の外回りのコンクリートの割れ目からも

芽を出し、パイプに巻き付いて高く高く伸びていた。

匂いも強烈だったので、即引き抜こうとしたが、途中で切れてしまった。

このまま生かしてはいけないと、除草剤もかけたが

それでもしぶとく、再生する。

可憐な花に似ず、強烈!

「人は見かけによらぬもの」と言うけれど

「花だって、見かけによらぬもの」も多いかも・・・・ね。

 

この花の蔓は頑丈そうなので、編んで何か作れそうだけど

やはり、枯れた蔓でも匂いはするのかな?

身近にいくらでもあり目にしてきた植物なのに、

詳しいことはあまり知らないばばだ。

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