イルイルダンダン(いろいろ・・・・・)
5月20日(水)曇り時々小雨
最近のテレビのニュース番組では、
トップニュースと言えば、必ずと言っていいほど
「新型インフルエンザ」が取り上げられている。
空港などで水際対策ばかり重点的にしている間に、
渡航経験のない人々の感染が判明し・・・・・・
そして、今、マスクが町から村から姿を消しているという。
ばばの住む徳之島なんか3町合わせても
人口数万人の小さな島だが、ばばの地元でも
スーパーやコンビニ、薬局などからマスクが姿を消していると聞いた。
ばば達は、こうなることを予想したわけではないが
毎日病院に通う関係上、病院の薬局でマスクのまとめ買いをしてあった。
隣の島に住むじじの妹と先日電話で話した際、
妹がマスクのまとめ買いをしたというので、じじが病院へ行くついでに
50枚セットで買ってきた。
数十年前の「オイルショック」の時は
ちり紙やたくさんたくさんまとめ買いし、それを使い切るのに数年かかった。
その間、世間は「ちり紙」の時代から「ティッシュ」の時代になっていたが
ばばはせっせと、ちり紙を使い続けた。
また、その何年か後に今度は国産米が品薄になって
職場の忘年会の時だったか、初めてタイ米なる物を食べてみた。
(ボソボソパサパサしているなあ)と言うのが感想だった。
たまたま、ばばの知人がお米やさんをしていたので
ばばも個人的に国産米を分けてもらって不自由はしなかったが・・・・・・
最近のマスク不足が解消する頃には
新型インフルエンザも終息していればいいけれど・・・・・・
今回は新しい型のインフルエンザなので
免疫の無い人の多いのことが問題なんだとか。
じじ、ばば自分たちはもちろんだが、
都会に住む娘や孫たちのことが気がかりなばばである。
昨夕は、雨が降るかもしれないなあ・・・と思いながら
近場の「海岸通りコース」をじじと歩いた。
家を出る前に母の家に咲いているウコンの花がしぼんでしまわないうちに
写真を写すことにした。
今咲いているのは春ウコンでピンクの花が咲いているが
秋ウコンは白い花が咲くんだって。
そう言えば、去年の秋、散歩の途中で
畑の隅に咲いている秋ウコンの花も見たんだった・・・
じじが写真を写していると、近くに高校生の男子が3名いたそうだ。
ウコンの花の写真を写しながら「来てごらん」とじじが声をかけると
高校生が寄ってきたと言うことで
じじは彼らに「この花何か分かる?」とか聞いていた。
そこへばばも出ていったので、彼らと少し話した。
「これがウコンの花よ。知ってる?」と聞くと彼らはコマーシャルに出る
飲料は知っているらしかった。
ばばがウコンの葉っぱをちぎって「匂いをしてごらん」と渡すと
興味深そうに交互に匂いを嗅いで
「これがウコンなんだぁ〜」と興味津々の様子だった。
しかし、これから散歩に行かなければならないので
彼らとの会話も切り上げ出発することに。
出発して海岸通りを南へ向かって歩いた。
風があり、雨も降り出しそうなのでしぜんに足が速くなる。
・・・・・と、ばばの目に今まで見たことのない光景が飛び込んできた。
防風林として植えられているモクマオウに紅い花が咲いているのだ。
ばばは半世紀以上生きてきたがモクマオウの花を見たことはなかった。
種はいくらでも見ていたけれど。。。。。
考えてみれば、種が出来ると言うことは花が咲いたと言うことだよね・・・・
でも、本当に生まれて初めてモクマオウの花を見つけたばばは大興奮!
ばばより遙か遠くで海にいる「ダイシャクシギ」の撮影に夢中のじじを大声で呼んだ。
じじはおっとりと近づいてきたが、
ばばがモクマオウの花を指さすと大興奮!
早速撮影開始。
しかし、強風のため枝が揺れてなかなかうまく撮れない。
場所を変えながら次々見ていくと、
花が枯れて新しい実が出来ている枝もある。
その脇には去年の古い種も残っている。
花と新しい種と古い種・・・
一本の枝で世代交代がはっきり見える。
「良い題材見つけたねえ」とお互い喜んで撮影に夢中になっていると
空からポツリポツリ・・・
雨だ!
じじが早足で歩く。
ばばがじじより1?長い足で後を追う。
じじが走る!
ばばも走る!
約5分で家に帰り着く。
息、ハッハッハァ〜〜
疲れたけど、有意義な散歩だったなぁ〜〜。