思い出す
6月8日(日)晴れ
※上の花は、花の少ない我が家の花壇に咲いている、名前を知らない花です。
小さな枝を挿していたら、いつの間にか、花が咲くまで生長していました。
沖縄は梅雨明けしたって、ラジオで聞いた。
徳之島の梅雨明けも近いかなぁ?
5月中旬頃、梅雨入りしたと思うけれど、旅行に行っていたりして
島にどのくらい雨が降ったか?全く分からない。
旅行から戻って、一晩だけ豪雨が降ったけれど、それ以外日中も雨傘を使うことは無かった。
梅雨時になると、毎年のように、何故か子どもの頃を思い出す。
各家庭に水道が無くて、泉から水を汲んできて使っていた。
洗濯は、勿論、川でやっていた。
夏、川に洗濯に行くと、洗濯よりも川に飛び込んだり、泳いだりすることが楽しくて
洗濯して帰宅するまでけっこう時間がかかっていた。
川では、なるべく大きな平たい岩を探して、その上で洗濯していた。
一旦、濡らした洗濯物を岩の上に広げ、固形石けんを塗りつけてゴシゴシ・・・・
その後、すすいで、しっかり絞ってカゴに入れる・・・の繰り返し。
途中で、何回も川の中に入ってチャポチャポ泳いだり。
鼻をつまんで水の中に潜ったり・・・・
着替えも持っていないのに、よく、あんな事していたなぁと、今なら思う。
びしょ濡れのまま、洗濯物の入った背負いカゴを背負って、家に帰り
庭いっぱいに、洗濯物を干す。
物干し竿は、父が太くて立派な竹を切ってきて作ってくれていたなぁ。
今思えば、ばばの家は集落で一番東側の外れにあり、川は正反対の西側にあった。
でも、きついとか、辛いとか思う事は無かったかな?
洗濯する川は3カ所あって、日によっては行く川が違っていた。
鬱蒼とした、山道を下っていく川には、さすがにひとりで行くのは恐いので
母と一緒に行っていたが、オッチョコチョイのばばは
川へ行く途中の道を歩いているときに、転がり落ちて、途中に曲がって生えていたソテツに引っかかったり
川で洗濯をしている母の近くの岩に座っていたら
いつの間にか居眠りをしていて、知らぬ間に川に落ちたり・・・・
川に行くときは下り坂だったのに、帰りは急な坂道・・それも山の中。
母が一緒だったから、そんなに恐いとは思わなかったが、ひとりでは絶対に行けなかったと思う。
あれから半世紀以上経ったけれど、今、あの川へ行く人はいないだろうなぁ。
もしかして?川へ行く道も鬱蒼と生い茂った木や雑草に覆い尽くされ、無くなっているかも知れない。
たまに、ふと思い出す事はあるけれど、もう2度と行くことも無いであろう、ふるさとの川・・・・
年のせいだとは思うけれど、年々、幼かった頃の事を思い出すことが多くなった、ばばです。
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