あっと言う間
8月15日(土)晴れ
ずっと晴天続きの徳之島です。
今日は送り盆。
一昨日が迎え盆で・・・あっと言う間の3日間だった。
今朝は、食後30分位かけて花壇と菜園に水まきをした。
野菜や植物の上から、下から、ホースでジャンジャン水をかけた。
下から水をかける時、ふと気づくと、彼方此方でゴーヤがオレンジ色に熟している。
この画像は、過日撮影した物です。
見た目は綺麗なオレンジ色で「食べられるのよ」と言った友人もいたけれど
食べる勇気はない。
このまま、落果させて来年又芽が出る事を期待しよう。
外仕事が終わると、中へ入り、あれこれしているうちにお昼前。
今日はご先祖様に素麺料理をお供えすると聞いたので
久しぶりに、油素麺を作って供えた。
肉と野菜やキノコを炒めて、出汁醤油で味を調え、青ネギを散らして
そこへ茹でた素麺を入れてササッと混ぜ、厚焼き卵をのせて完成!
実家の油素麺の作り方とは大違いだけど、今はオーソドックスな油素麺。
実家の母が作る油素麺は、以前もブログに書いたけど
それこそ、簡単この上ない。
茹でた素麺を洗わずに、少しの油を温めて火を消した所に投入〜
味付けは無し!と言うより、素麺の塩味だけ。
茹でた素麺って、結構、塩味あるからね。
実家の母の作る油素麺を何十年と食べていたから
これが「正真正銘の油素麺」と信じ込んでいたばば。
加計呂麻で、職場の同僚達と料理した時、
「油素麺」を作る事になり、ばばは「母の味」の油素麺作ったら
周囲は、驚くと言うより呆気にとられていた。
今は昔の思い出。
年に1回のお盆「母の味の油素麺」を作りたいとも思うけど
じじが、あまり油っこいのは苦手だし、じじ両親も好きかどうか分からないので
ふつ〜〜〜うの油素麺を作って供えたよ。
もう少し経ったら、お昼のお茶を供えて、
早めにご先祖様をお墓まで送ってくるよ。
現在住んでいる地区では、毎年、賑わう送り盆だけど
今年は、どうだろう?と思っているところです。
実家のお墓近くで見つけたソテツ。
もうすぐ、赤いソテツの実がギッシリ実るかなぁ?
このソテツ・・・・
ばばが子どもの頃は、実が熟すと収穫して
鉈でふたつに割って、天日干し、その後、実だけ取り出してアク抜きし
精米所で、粉にして貰い、お米と一緒にお粥にしたりしていた。
貧しい時代だったんだなぁ・・・・と思い出す。
実は食料にするけど、葉っぱでは、オモチャを作っていたよ。
ソテツの葉を2本使って、車を作り、更にちょっと短めに切った1本を馬に見立て
馬と車を繫いで、荷馬車を引く馬にし、更に馬に細くて長い紐を付けて
引っ張って遊んだような思い出が・・・・
又、細い1本1本の葉でわっかを作り、繫いで首飾りのような物も作っていたなぁ・・・
未だに、町内の学校では、運動会の日はソテツの葉を組み合わせて
保護者達が素晴らしい門飾りを作るのも、伝統行事?
今年はコロナ禍の下、運動会や体育祭も平年通り開催されるのかどうか?
夏祭り、花火大会、トライアスロン等々、
色々な行事が中止になってしまって寂しいけれど
来年は、復活出来ると良いなぁ。