やはりダメだった・・・
7月24日(金)晴れ後曇り
今朝も、真っ青な空の下、洗濯をして干した。
昼過ぎにはすっかり乾いていたので、取り込んだ。
今夕は、又、ばばは先輩方3名の運転手としての仕事があるから
出来る事からさっさと済ませて、余裕を持って夕方まで過ごそうと
朝から、あれやこれや大忙しのばばです。
そんな中でも、空を見上げて、たまに溜息をついたり
海に向かって深呼吸をしたりしながら、自宅への階段を上り下りしたり・・・
あぁ〜〜、コロナさえ無ければ、今頃は東京へ行き
オリンピックの競技観戦をワクワクしながら待っていたはずなのに。。。。
残念としか言いようがない。
いつになったら、自分達が旅行をしたり
子や孫が帰省して、島の海で思いっきり泳いだり、遊んだり出来るんだろう?
先が見えない・・・・何よりも命が大事だから、
今は、自分の周囲にあらためて目を向けたり、近場で出来る楽しみを見つけよう!
ばばが、キツネ花を育てるようになって、もう、何十年経ったことだろう?
ひょんな事から、自分でも育てたい!と思い、毎年、苗を買い育て
独特の形の実がたくさん付いて、色付くのを楽しみにしている。
きっかけは、前にも書いたと思うけど・・・・ばばが30代の頃、
職場で、道徳の研究指定を受け、授業をしなければならなくなった。
その時の保護者が、研究授業前日の夕方、
「ばばちゃん、明日は頑張って下さいね」と
沢山の実を付けたキツネ花を教室まで届けて下さったのが最初だった。
その当時は、庭も無く、キツネ花が簡単に育てられるということさえ知らなかった。
次の職場で、又、研究発表の日に、授業をしなければならなくなり
又、その前日、ある保護者がキツネ花を届けて下さった。
それから、さらに10年近く経ったある日、島の花屋さんで、偶然キツネ花の苗を見つけた。
「自宅に庭は無くても、職場の花園で育ててみよう」と思い立ち
苗を買い、育ててみた。
初めてだったにもかかわらず、沢山の花を付け、その花が実になり
だんだん色付いていった時の嬉しかったこと!
「自分でも、キツネ花が育てられる!」と嬉しくなったばば。
職場は変わっても、花壇で毎年、キツネ花を育てた。
そして、退職後・・・・
両親宅で暮らすようになって、自分の庭先で育てる事が出来るようになった。
花のうちはパッとしないけれど、実が付き、その実が黄色く色付き始めると
我が家を訪れる方々も目を留めて下さるようになった。
そして「何と言う花ですか?」と聞いてくれたり
「一枝、いただけませんか?」とお願いされて分けてあげたり
「キツネ花繋がり」の友人も何名か出来た。
だけど・・・・・ひとつだけ残念なことが。
それはね、ここ数年、キツネ花の実にツノが出来ないということ。
実の根っこの方に小さなツノがあって、それで、キツネも顔に見えるんだけど
このツノが、全く付かないのだ。
毎年苗を買う、花屋さんでも「今年はツノが付くと良いですね」と言って下さるけれど
実現しない。
ツノが出来るか、出来ないかは、実が付いた時点でしか分からないので
花が咲いた時点で「今年はツノが付きますように」と、内心祈るような気持ちで
毎朝、観察をしているけど、いつも裏切られっぱなし。
今年も、5本、苗を買って花壇や菜園の片隅でも育てているけれど
ツノの付いている実は、1個も無い。
「キツネ花」は「ツノナス」の別名らしいけれど
ここ数年は「ツノナス」ならぬ「ツノ無し」ばかり。
残念!
ある花屋さんでは「毎年、自分で育てた実から種を取って植えるという事を
続けると、2年目位からツノが付かなくなる可能性がありますよ」
って言われたけど・・・・
毎年、新たに苗を買って育てているんですけど
それでもダメなんです。
土壌の酸性とか、アルカリ性とかにも関係あるのかなぁ・・・・
今年も「ツノ無し」の実がたくさん付いてはいるけれど
あまり嬉しくは無いばばだけど、頑張って成長してくれた「ツノ無し」君。
黄色く色付いたら、切って、玄関に飾ろうと思っています。