避難訓練
10月27日(日)小雨模様
今日は、じじとばばにとっては特別な日だけど、じじは分かるかな?
分からないだろうなぁ〜等と思いながら朝食。
朝から、小雨模様の徳之島。
朝、8時半からは居住地区で津波を想定した防災訓練があった。
8時半を少しまわったので、道路に出て、避難場所へ行く人が見えるかなぁ?
と思ったけど、ひとりも見えない。
「どうしよう?」と思いつつも、避難時集合場所の徳之島高校正門周辺へ行ってみた。
徒歩でも2分位。
この場所は海抜16メートル位あるらしい。
正門に着くと、受付の方がふたり居て、氏名、年齢、住所など記入した。
受付をしていたのは、ばばが初任で担任したM君。
ばばとは8、9才位年が違うかな???と思いながら
「年齢は書きたくないなぁ・・25って書こうかな?」と言ったら
周囲に居た他の方が笑っていた。
書き終えて、ウロウロしていたけど、集まっている人は10名位。
去年は、何十名も集まっていたのになぁ・・・・と思いつつ、
小雨が降るので、校舎の玄関軒先で雨宿りをしながら少し待っていたけど
その後も人数は増えず、区の公民館へ場所を移動した。
そこでは婦人部の方が数名炊き出しの準備をしていた。
庭には消防車が1台止まっていて、隊員さんがふたり、テントの前に待っていた。
テントの中には水が満々と満たされた大きな鍋が置かれ、
これ又大きなガスコンロの上に置かれていて、区長さんが着火した。
この鍋の中に、お米と少し味の付いた水を入れて、30〜35分位茹でるのだ。
参加者も、細長い特製のビニル袋にお米を入れ、次に水分を入れ
空気を抜いて、輪ゴムで袋の口をしっかり閉めて、非常用のご飯作り体験。
幼稚園生位の小さな子供も体験していた。
天気が良ければ、庭で消火訓練も予定されていたらしいが
小雨が降り続くので、室内へ移動し、罰の消防隊員の方が3名来てくれて
室内で消火器の使い方、扱い方などを教えてくれた。
消化器の扱い方を教えてくれた隊員さんが、これ又最後の勤務地、母校での教え子K君。
実家もばばと同じ集落で、数年前、おじいちゃんが「Kも消防署職員になったよ」って
教えてくれたけど、今日、制服をピシッと着て、
集まった人たちの前で、消火器の使い方を丁寧に教えてくれるK君を見て、感動!
島の安全に貢献すべく頑張っている、教え子ちゃん達を見ると、時間の流れを感じるなぁ。
後で、K君に声をかけようと思っていたけど、今日は色々なイベントがあるそうで
ばば達がビデオで津波時の避難の仕方など観ている間に、帰ってしまって
話す事が出来なかったけど、いつか、会えるかな?
ビデオ鑑賞の後、非常食の試食。
最初、みんなで袋詰めして大鍋で茹で炊きしたご飯と、お汁、漬け物などがあったが
ばばは昼から又別の用事があるので、試食せず、そっと会場を抜け出し帰宅した。
今年の避難訓練、あまりにも参加者が少なくビックリした。
天気が悪かった事や、他にもイベントが色々計画されていて、
予定がかち合ってしまったのかも知れない。
毎年参加してビデオなど観ても、1年も経てば、忘れてしまう事も多いし
非常時の準備なども疎かになりがちな、ばばなので
年に1回の訓練を契機に、改めて見直さなくちゃと思ったりしているばばです。
ちなみに、今日、後で集合した公民館は海抜4メートル。
いつ、どこで、災害は起きるか、予想できない事も多いから
日頃から、安全な避難経路ととかも家族で話し合っておかないといけないよね。
※今日、昼からは楽しいことがあり、出かけます。
詳細は明日書きますね。