嬉しいけど、素直に喜べない・他

12月16日(水)曇り
ブログを書こうと思って、ネットを立ち上げたら
「幸運の使者」が飛来 沖縄では珍しいコウノトリ
という、記事が目に飛び込んできた。
記事の内容は
国の天然記念物コウノトリが今帰仁村に飛来しているのが14日確認された。
越冬のためロシアから中国南部に渡る途中とみられる。
沖縄県内で確認されるのは極めて珍しい。
 コウノトリは最近では2004年、伊江村で撮影されている。
と、書かれていた。
画像もあったが、個体識別用の足輪等はしていないようだから、
自然繁殖したコウノトリだろうね。。
徳之島と奄美大島に飛来している2羽のコウノトリは
それぞれ足輪も付けていて、兵庫県から飛来して来た兄弟らしい。
まだ、2羽とも奄美大島と徳之島で元気に活動している様子が
ブロガーさん達によって紹介されている。
兄弟離れ離れで寂しくないのかなぁって、考えるのは、ばばだけ?
2羽のコウノトリ兄弟、いつまで奄美にいてくれるかなぁ・・・・・
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お昼、友人からポンカンをいただいた。
それも、大量に。


20個以上あるよ〜、ミカン大好き人間のばばは
嬉しくて、嬉しくて。
10月末だったか、奄美大島でミカンの害虫、ミカンコミバエが見つかり
ヘリコプターなどを使って駆除作業が行われた。
徳之島でも数十匹見つかったらしいが、すぐに駆除作業をしたせいか
数週間後には一桁に減ったと、防災無線放送で言っていた。
奄美大島本島や一部の島々で、今年度の柑橘類などの出荷が禁止された。
柑橘類を作っている農家の損害総額は
数億円だとラジオでも報道されていた。
今年の収穫分は県?国?が買い上げてはくれるそうだが
ミカンコミバエの根絶まで何年かかるのか?
先が見えない農家の方々の心情はいかばかりだろう。
ばばに、つい先日、都会で暮らす友人から電話がかかってきて
「島は、ミカンコミバエで大変だね。
今年はタンカンとかポンカンとか島外に送ることは出来ないらしいね。
徳之島が、一番ひどいって言うじゃない」と。
えっ、それは誤解です。
「徳之島の柑橘類は、まだ出荷規制はされていませんよ。
町の防災無線放送でも何回も放送がありましたから」と
ばばは答えた。
夕べも、同じような内容を放送しているのを聞きながら食事をした。
でもね、ばばが聞いた話では、島の柑橘農家の方が
畑のミカンの木を全部伐採したって。
徳之島は今の段階ではミカン出荷できるのに・・・・
まだまだ100%安心は出来ないけど・・・
ばばが冬に贈り物をして、都会の方々が、一番喜んで下さるのが
徳之島のタンカン。
例年、1月末か、2月初旬から完熟タンカンの収穫は始まるみたい。
去年は、1月末に購入予定だったが、農家さんが
「2月初め頃が美味しいから、もうちょっと待っててね」と言われ
2月になってから都会の方々へ送った。
今年は大丈夫だろうか?
いつ、出荷規制が行われるか分からないので
収穫が始まるまで油断は出来ない。

そろそろポンカンが無人市場にも出始める頃だけど
1日のお墓参りに行った時も、まだ見かけなかった。
それが、今日、大量にいただいた。
今まで以上に、貴重なポンカンだ。
下さった方が「あと数日置いた方が、熟して美味しくなるからね」
って言われたので、今週末からいただくことにしましょう。

今や柑橘類はサトウキビと並ぶ、奄美群島の基幹産業となっている。
柑橘類が収穫できるまでは何年もかかるだろう。
手塩にかけ育て、見守ってきた農家の方々。
それが、ある日突然、出荷禁止なんて。。。。
本当に泣くに泣けないよね。
そして、どこに怒りをぶつければ良いのかも。
悔しい、やり切れない気持ちで、収穫目前のポンカンやタンカンの
出荷を諦めざるを得なかった奄美大島本島や
周辺の島々、町村の農家の皆さんに1日も早く笑顔が戻りますように・・・

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ばば
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