よくぞ、話しておいて良かった!
6月23日(火)雨
夕べも雨と、雷ゴロゴロ。
「梅雨明け前の雷って、こんなもんじゃないよ〜」と
ばばが言うと、じじは「そうかなぁ?」って。
ばばは、稲光がする度に、心の中で「1,2,3・・・」と
数字を数えたよ。
「1,2・・」くらいでゴロゴロ鳴り出すと落雷する確率高いから・・・
ひっきりなしに雷が鳴るので
「じじ〜、懐中電灯、すぐ取れる場所にある?」と確認。
でも、心配した停電も無く、一夜が明けホッとした。
外仕事が出来ないので、今日は、じじの衣類を整理することに。
思い切って捨てて、なるべく数を減らしたいから
どんどん仕分けて、仕分けた物は何処に何があるか
一目で分かるようにラベルを貼った。
そして、じじに実際見てもらって、これ以上数を増やさないように
クローゼットの半分位は空けるようにした。
物が少ないと気持ちが良いね。
ずっと維持出来れば良いけど・・・・・
そうそう、片付けている時、父の背広も数着出て来て
ポケットの中味など確かめて、分別していたのだが
途中、コロッと10円玉が1個転がり落ちて、びっくり!
父の背広からか?じじの背広からか?
はっきり分からなかったけど、昼食時、じじに話すと
「ちゃんと、父ちゃんに10円返しておきなさいよ」だって。
はぁ〜い、分かりました。
ちゃんと、父の遺影の前に置きましたよ。
じじの背広のポケットから、万札の束でも出てきたら良かったのになぁ〜。
その時は・・・勿論、猫ばばしますとも!
仏壇に供えた10円玉は、どうぞ、じじ、ご自由にお使い下さいませ。
朝、電話が鳴った。
見知らぬ番号からだったが、出ると、ある金融機関からだった。
「じじさんいらっしゃいますか?」と言うので
じじと代わると、しばらく話していたが
電話を切った後、じじが言った。
「ばばが、昨日夕方、僕の通帳からお金を下ろしただろう。
最近は、色々な事件があるから、もしかしたら
第三者によって引き出されたんじゃ無いかと
金融機関の方で調べるんだろうね」って。
これまで、何回もじじの通帳から、ばばがお金を引き出したけど
今回のように、電話で確認されたのは初めての事だった。
ある一定額以上のお金を引き出すと、
通帳の持ち主に確認するサービスが始まったんだろうね。
ありがたいと言えば、ありがたいサービスだけど
ばば、ドキドキしちゃった!
よくぞ、夕べで、じじにお金下ろしたこと、話しておいて良かったよ〜。