変な物が届いたけど・・・って

4月8日(水)曇時々小雨
今日は、お昼2時から歯科医院に行かなくてはならない。
昨日、ばばの留守中に母がお世話になっている介護施設から
「明日、2時から、お母さんを歯医者に行きます」と連絡があったと
じじが言うので、行って付き添おうと夕べから思っていたのだ。

普段より早めに昼食を済ませ、余裕を持って出かけるぞ
と思っていたら、小雨の中、ご近所のおばちゃんが
手に何か持って我が家の玄関に。
じじとばばが玄関に出ると「こんなのが届いたんだけど
隣の友人に見せても何か分からないから
じじさんに見せた方が良いよと言われて、来たんだけど」
と、手に持った何かをじじに差し出す。
CDケース位の大きさで、宛名は確かにおばちゃんになっているが
差出人が個人名では無い。
それに、宛先も手書きでは無く、プリントされている。
「こんなの気味が悪いから、ポストに入れて
返そうと思うんだけど」と言うおばちゃん。
簡単に透明のビニルでパックされていて
簡単に接着部分を剥がすことができそうだ。
じじは「怖がらなくても良いですよ。
一応開けて見ましょう」とビニル袋の接着部分を開けた途端
写真が下に落ちた。
その写真を見た途端、おばちゃんは
「あっ、うちの○○の子だ!」って。
おばちゃんにとっては、曾孫さんの写真だった。
「変な物」の中味は、おばちゃんのお孫さんが
お子さんの写真をアルバムにして、
写真屋さんから送った物のようだった。
差出人の名前が書かれていたら
おばちゃんもビクビクしなくて良かったのに
写真屋さんのような名前だったので、知らない所から
変な物が送られてきたと思って、心配したんだろうね。
おばちゃんは、曾孫ちゃん達の愛らしい写真を見て
破顔一笑。
ニコニコしながら「安心したわぁ〜、ありがとうね」
と言って、小雨の中、帰って行った。
でも、おばちゃんは偉いね。
不審な配達物をすぐに開けずに、誰かに相談するから。
おばちゃんの知人には、
注文もしていない健康食品のような物が送られてきて
訝しがりながらも開けてしまって、その後返送したら
送料を請求された人がいるんだって。
昨今、お年寄りを騙す、色々な手口がマスコミなどでも報じられている。
送りつけ商法っていうのもあるよね。
もう、大分前だけど夕食の準備をしていて
一番忙しい時間帯に電話がかかってきて、
当時は普通の黒電話だったので、発信人も確かめずに
受話器を取った途端「カニ、カニ、カニ、カニ、カニ〜」
って、呪文のような声が聞こえ、カニがいかに安いか
あなたの住んでいる地域の人達からもたくさん注文が有り
リピーターも多いと、「立て板に水」でまくし立てる。
「いくら安くても、そんなにたくさんのカニ、食べきれません」と言って
電話を切ったが、今にして思えば「カニアレルギーで大嫌いなんです」とか
言えば良かったのかな?と思ったり。
今の世の中、何があるか分からないから怖いね〜。
不審な電話に出ない。
見覚えの無い不必要なカタログなどは断る。
セールスマンは玄関先で追い返す。
(押し売りや勧誘お断りのステッカーを玄関に貼っている)
出来る対策はしなくちゃね。

おばちゃんが安心して帰ったので
ばばも準備をして、歯科で母の付き添いをして帰って来た。
今日の母は「眠りモード」で、いくら呼びかけても目を開けてくれなかった。
左の奥の歯茎が化膿していたようで、外見上も左頬がプックリ腫れていた。
少し切開して、膿を出し、痛み止めの薬も出されたようだ。
歯が痛いって辛いものね、早く直ると良いけど・・・・

施設の方が迎えに来てくれたので、母を見送って一旦帰宅。
その後、いつものお店に買い物に。
道すがら、キビ畑の横には白百合、
道路脇には野生のグラジオラスやシランが咲いていた。
植物たちが春を知らせてくれているのに、天気は冬に逆戻り。
でも、確実に春は来ているし、あとしばらくしたら・・・5月になれば
徳之島は梅雨に入り、連日、雨の日が続くのかなぁ。

 

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ばば
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