シンジョガナシって?
9月7日(土)晴れ
実家ご近所のお姉さんが昨日亡くなり、今日は10時から告別式。
姉と二人で行って来た。
告別式を終え、火葬場へ、そしてお墓まで行って
最後のお別れをしてきた。
まだ79才。
早すぎるよ〜K姉さん。
実家のすぐ隣で、帰る時はいつも優しく声をかけてくれた
K姉さんの声がもう聞こえないんだね。寂しいなぁ・・・・
改めてご冥福をお祈り致します。
お墓で納骨の時、珍しい光景を目にした。
ばばの実家のお墓のすぐ後ろに、
石で出来たお地蔵様?のような像が立ったのはいつのことだろう?
今日、初めてこの石像が「シンジョガナシ」という物だと聞いた。
K姉さんのお骨を埋葬する前、
年配のおばさんに、K姉さんの親族が
「シンジョガナシに何とかかんとか・・・」と言っていたが
ばばには意味不明だった。
年配のおばさんは、お酒の入った瓶を持って
石像の前に行き、「Kさんの干支は何?」と親族に聞いていたが
その後、お酒を石像の近くに注ぎ(ばばにはそう見えた)
何やら呟いていた。
ばばは初めて見る光景だったので、すぐ隣に立っていた
同級生のT君に、「この辺の集落で、
納骨の時はあのようなことをするの?」と聞くと
「そうだよ。石像はこの墓周辺にはもう1体あるよ」と言う。
納骨の時は、近い方の石像のところへ行き、
今日の年配のおばさんと同じような儀式をするらしい。
「何をしているの?」とばばが聞くと
「○年生まれの○○さんが、そちらへ行きますので
よろしくお願いします」と唱えるんだそうだ。
そうしないと、あの世から迎え入れてもらえないんだって。
ばばの両親が亡くなった時も、
2年前にすぐ近くのお墓で、親戚の方の納骨があった時も
こう言う儀式はなかったので、ビックリした。
まず、「シンジョガナシ」って何だろう?と考えた。
「シン」と言うのは方言で「隅」という意味があり、
「ジョ」は「所」だろうと考えた。
「ガナシ」は神様と言うことだから
「隅の所の神様」という意味になるのだろうか?
隅っこにいる神様に「亡くなった方の魂を
あの世へ導いて下さい」とお祈りするのかな?
それにしても、いつ頃から始まったのだろう?
そう言えば、少し離れた場所のお墓にも、
小さな石像があった様な気がする。
ばばの実家集落は、お墓は近くにかたまってはいるが、
大きく分けて4カ所くらいある。
そのいずれのお墓にも「シンジョガナシ」がいるのかなぁ?
今後、お墓参りに行く時、気をつけて見てみようと思った。
K姉さんの納骨が終わり、お焼香をして3時前には帰宅した。
その後、5時頃まで家でゆっくりしていたが
有人市場の方から「パパイヤがありますよ〜。
取り置きしておきましょうか?」と電話があった。
ありがたい!
約1年、パパイヤ無しの我が家だったが
先月、友人が貴重なパパイヤを分けて下さり
毎晩のじじの刺身のツマとして重宝していたのだが
そろそろ無くなる・・・何処で入手できるかな?と思案していたところ、
昨日、声をかけてあった有人市場の方が
早速連絡を下さったのだ。
連絡を受けて、すぐ有人市場へ走りパパイヤを分けていただき
その後、「じじのアシスタント」として本領発揮の姉とばば。
過ぎ近くの池へ車を走らせ、双眼鏡で観察。
セイタカシギ・キョウジョシギ・バン・それと鴨らしきシルエットの鳥発見!
帰ってすぐ、じじに報告。
明日、同じ場所へ出かけるじじの助けになれば良いけれど・・・・
野鳥好きのじじに、すっかり感化されつつあるばば姉妹です。