ばば120キロを運ぶ
8月7日(水)晴れ
ばばだって〜と、張り切ってカメラを取りに走った。
途中、炊飯中の圧力鍋のおもりがシュッ、シュッ動き出した。
オ〜〜ッと!火を弱めなくちゃ。
続いて、予熱中のラミネーターのランプが点灯に変わった!
アカショウビンの写真をラミネートしなくちゃ!
あっちへ、こっちへ、走り回っているうちに
最初の「ばばだって〜」の目的をとんと忘れてしまった。
何だっけ、何だっけ?
考えても分からなかったのでパソコンの前に座って
手紙を書き出そうとしたら、思い出した!
そうだっ!ダチュラに白スズメが留まったので
ばばも写真に収めようとカメラを取りに走ったんだった。
カメラを掴んで走ったけど、もう、白スズメの姿は無し。
残念!
じじは、動画や静止画で何回か白スズメを撮った。
でも、ばばは、まだ・・・・
せっかく目の前2メートル以内に来てくれたのに・・・
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手紙を4通書いた。
手紙を添えて、贈り物をすませてきた。
外から帰って喉が渇いたのでアイスコーヒーを飲んでいたら
何か・・・人の気配が。
玄関を見ると、若い男の子が大きな箱を抱えて立っていた。
あっ、ばばがスーパーに頼んでいた荷物を届けてくれたのだ。
男の子はふたり。
それぞれが大きな箱を抱えている。
それも、県道から来たら近いのに、裏道から来たら
途中までしか車が入らず、結構な距離を
重い箱を抱いて持って来てくれたのだ。
玄関は狭いし置きにくいので濡れ縁に荷物を置いてもらった。
1箱の重量が約20キロ。
ふたりで後2往復するという。
総重量、120キロ。
二度目は、何と2箱ずつ抱えて来た。
坂道下って、坂道上がって・・・・
ウヘェ〜〜〜40キロだよ、40キロ。
いかに若いとは言え、腰痛めちゃうぞ〜〜〜
荷物を下ろしたふたりに冷たいお茶と塩分補給の飴玉をあげた。
「腰痛くならなければ良いけれど・・・」と言いながら
若者ふたりは帰って行った。
ご苦労様!
さて、その後。
濡れ縁に置いた荷物、どうしましょ。
置きっぱなしではダメでしょう。
こうなれば、ばばだって。
底力出そうではないか!
頑張れ!ばば!
まず、最初の一箱。
ウヘェ〜〜重い!
20キロの物を持ち上げるって、最近無いもんなぁ。
よくぞ、若者達40キロも一時に持てたものだと改めて脱帽。
続いて2箱め。
そして、3箱め・・・・4箱め・・・5箱め・・・ラスト!6箱め・・・・・
やったぜい!ばばだって!
120キロの荷物を運んだぜい!
やれば出来るじゃないか、ばばだって。
そう、自分で自分を鼓舞しながら必死に頑張ったでござんす。
パチパチパチ・・・おしまいっ!