復活!じじ〜ありがとう〜
10月10日(水)曇り
ばばは、計算機ぐらいの大きさの漢字辞典?を持っている。
蓋を開けるとキーが並んでいて、ローマ字入力して漢字を調べたり
4文字熟語を調べたりする。
たまぁにだけど、計算機としても使う。
コンパクトで、何処でも持ち運べるし、ページをめくったりしなくて良いし
重宝していた。
似たような物を2個持っていたが、10年近く使って
最近なかなかスイッチが入らなくなったりしていて
(もう、寿命かな?)と諦めていた。
電池を入れる所の蓋も外し、ゴミに入れていた。
昨日、試しに・・・と思い、器械扱いに関しては「超頼りになるじじ」に言った。
「じじ〜、この漢字辞典(って、言っていいのかな?)、スイッチ入らないし
もう捨てるね。裏蓋も外してゴミ箱に入れたんだけど}と。
すると、じじ辞典の裏をじぃっと見ていたが
「もしかして、電池を入れ替えたら使えるんじゃないかな?」と言う。
そしてすぐさまボタン電池を探し出し、2個?の辞典に入れていた。
ばばはゴミ出しの準備とか雑用があったので、自分の仕事をしていたら
「1つは使えるよ〜」と、じじが呼んでいる。
走って行くと、ちゃんと画面に漢字が表示されている。
わぁい!直った!
直った方は、ばばは頻繁に使う方の辞典でなかったので
「これは、どうかなぁ?」と聞いてみた。
「もう、裏蓋はゴミ箱(不燃ゴミ)に入れちゃったんだけど・・・」と言うと
「どうかなぁ?」と言いながら、又裏蓋を見ていた。
しょっちゅう使っていたこの辞典は、スイッチも一番上の部品は取れていて
ボールペンの先などで突いて、スイッチを入れていた。
画面表示が出来ない時は、裏のリセットボタンを押したりしたら
気まぐれで使えることがあった。
でも、だいぶ前から突いても画面表示が全く出来なくなっていたので
(今は携帯があるし、捨て時かな?)と思い、2冊(個?)とも捨てようとしていたのだ。
ばばが他の雑用をしていたら、じじがやって来て
「あのね、金具のような物でスイッチを押すと、ショートして
スイッチが入るよ」と言い、実際に針金でスイッチを入れて見せた。
針金は格好悪いと思い、爪楊枝で突いてみたがダメだった。
「金属で突かないと、ショートしないよ。
ショートしたことでスイッチが入るんだから」って。
ばばは仕組みも、理論も全く分からないけれど「フン、フン」と素直に聞く。
更にじじは「スイッチを入れる時はoff寄りを、
切る時はon寄りをピンポイントで押さないとダメだよ」とも。
何で。普通と逆にしなくてはならないのかも
ばばは全く意味が分からないけれど、じじが言うとおり操作してみると
確かにスイッチを入れたり切ったり出来る。
凄〜〜〜い!じじ!
次にばばがしたことは、慌てて不燃ゴミの箱を探ってみた。
最初慌てていて、入れたはずの裏蓋が見つからず
可燃ゴミに入れたのかと焦ったが、落ち着いてよくよく見ると
ちゃんとゴミ箱の上に置かれていた。
不燃ゴミと言っても、汚い物が入っているわけじゃなし
裏蓋を取り出し、ティッシュと布で拭いて元通り辞典にセットした。
わぁ〜〜い、2冊(個?)の漢字辞典復活だ〜。
じじ〜ありがとう!!!
ばばは、携帯より、この計算機型辞書の方が使いやすいんだ〜。
じじに、辞典2冊(個?)も直して貰った分、恩返ししなくちゃ。
まずは、美味しいコーヒーを2日は淹れてあげないと。
・・・で、昨日も今日も3時のティータイムには、
ちゃんとじじの分、美味しいコーヒー淹れてあげたよ〜。