じじったら〜

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2月23日(水)曇
昨日は確定申告の準備のことを書いたが、
今日は書類を持って伊仙町の「ほーらい館」へ行き
じじが書類を仕上げたこと等を・・・


出発前に役場へ寄り必要な書類をもらってから
会場となる伊仙町「ほーらい館」へ出発〜。
いつもの3人組、運転手はばば。
会場に着くまで、海が見える箇所では
「鯨が跳ねないかなぁ〜。潮吹いてくれないかな〜」と話しながら
しばし、ドライブを楽しんだ。

会場に着いたので、じじに低血糖予防の飲み物と甘い物を渡した。
じじは昨夜遅くまでかかって下書きした書類などを持って会場の中へ・・・
「じゃ、2時間くらいばば達は時間つぶしてくるね〜」
「終わったら電話するよ〜」・・と別れたが、
その直後、ばばは自分の携帯のバッテリーが最低限しか残ってないことに気づいた。
これでは、じじが電話してきても受けられるかな?
それまでにバッテリーが切れたらどうしよう・・・
心配、心配。
近くに充電器を借りられる場所は無し、かと言って充電器を買うのもなぁ・・・
「大丈夫よ!午前中くらい」と姉が言う。
「いざという時には、私の携帯にかかってくるでしょ」とも。
(じじ、ばば姉のナンバー登録してあるかなぁ・・)何処までも心配性のばば。

「まっ、なるようにしかならない」と諦め、義名山運動公園と御前堂(集落名)へ向かった。

義名山運動公園で車を降り、「さて、どの辺をうろつこうか?」と思案するばばと姉に
70代くらいのおじいちゃんが突然「あなた達、何処へ行くか分からんの?」と話しかけ
近くにいたおばあちゃんに「警察に電話しなくちゃ〜」って。
何処かの集落のおじいちゃん、おばあちゃん達が「グランドゴルフ大会」をしていたらしく
ばば達と入れ替わりに帰る所だったらしい。
さっきのおじいちゃんは、何回も「警察に電話しなくちゃ〜」って
ニコニコ笑いながら周囲のおばあちゃん達に話している。
ばば達は不審者に間違えられたらしい(笑い)。
おばあちゃん達もニコニコして「あなた達、何処ね〜」と話しかけるので
「亀津から来ました」と答えると「「あ〜そうね〜」とニコニコ。
姉が「妹は伊仙と鹿浦に14年間通っていましたよ」と言うと
「へぇ〜〜。この人伊仙と鹿浦に長いこと通っていたって」と
おじいちゃんがおばあちゃん達に説明している。
・・とそこへ、ばばの顔見知りのおばあちゃんが
「あら〜、ばばちゃん〜。お久しぶり〜。ばばちゃん達もグランドゴルフしない?」って。
知り合いのおばあちゃんが現れて、やっと「じいちゃん、ばあちゃん軍団」から無罪放免。
その後も「取材ですか?」と聞かれたりしたけど何とかかわして、散策開始。
平日の昼間、おばあちゃんでもない女性が公園など歩いていると
島ではよっぽ「変人=不審者」と思われるのか?
公園は思ったほどは広くなく、1周して、次は御前堂の集落へ向かった。
もう、何十年も前にお世話になった集落だ。
すれ違う人もなく、十数軒くらいの家が畑付きで並んでいた。
「畑付き」と言うのは、ほとんどの家の横に広い畑があったので・・・。
懐かしさに浸る間もなく、次は義名山神社へ向かった。
神社の周辺にはたくさんの種類の椿が咲いていた。
カラスウリの枯れた実が5,6個ツルに下がっているのも珍しかった。
神社周辺を散策していた時、時計は11時45分。
(そろそろ、じじから電話が来るかな?)と思ったばばに姉が
「もしかして、じじ、携帯を車に置いた鞄に入れたままじゃないかな?
じじが車から降りる時、私がこの鞄は良いの・って聞いたら、
それは良いって答えたけど」と言うので、不吉な予感がして急いで車に戻り調べてみると
じじったら〜〜〜〜やはり姉の言うとおり携帯入れた鞄は車に置いたまま。
そこから急にばばは不安になった。
電話しようにも出来ないわけだよ〜〜。
「もう、書類作成終わっているかも知れない」
「ばばの電話番号、憶えているはず無いなぁ」
「財布だって、この鞄に入っているはず。だとしたら公衆電話から電話しようにも出来ない」
悪い方へ、悪い方へと想像は膨らむ。
居ても立っても居られないほど不安になり、すぐにじじの居る「ほーらい館」へ。

説明会場へ回り、そぉっと覗いてみる。
お〜〜〜っ、じじは、まだ真剣な表情で書類作成中!
安心すると同時にど〜〜〜っと疲れてしまったばばでした。

夕ご飯の時「じじ〜、もし、ばばがじじからの電話を待ってて、
迎えに行かなければどうした?」と聞くと
「きっと、ばばが迎えに来てくれると信じてたよ」って。
こうして、ますますばばはじじを過保護にしていくのかな??

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