ムリ、ムリ・・・
10月3日(金)晴れ・室温33度
涼しくなるまで、あとしばらく、あとしばらく・・・・と自分に言い聞かせながら仕事しています。
裏の溝の上をトンボが飛んだり、カエルの鳴き声が聞こえたり、確かに季節は移ろいつつあるなぁ。
数日前、じじの誕生日だった。
誕生日だから、じじの好物でもご馳走しようかな?と思ったけれど
その少し前、娘から「ウナギの蒲焼き送ったからね」と連絡があった。
毎年のように、じじの誕生日にはウナギの蒲焼きを送ってきてくれる。
ばばも、スーパーなどでウナギを見つけていたので買おうかな?と思ってはいたのだが
毎年、娘が送ってくれるウナギが美味しいと、じじが言うので、荷物が届くまで待つことにした。
昨夕、7時前に宅配さんが届けてくれた。
配達員さん、遅い時間にありがとうございます!
届いたウナギは、昨夜から冷蔵庫に入れて解凍して、今日のお昼に食べてもらうことに。
ウナギの上にタレを少しかけて、レンジで1分加熱したら完成。
じじ、一口食べて「うまい!」って大喜び。
良かったねぇ、じじ。
じじはウナギ、大好きだけど、ばばは全く食べられ無い。
約半世紀前、じじと結婚してすぐ、加計呂麻へ異動になった。
交通の便とかは不便だったけれど、自然は豊かだし、集落の方々は優しく、
子ども達も素直でとても可愛かった。
当時は、集落内を流れる川に網を仕掛けて、カニやウナギを捕ったりする人もいた。
ある日、ばばが外を散歩していたとき、近くにいた近所のお兄さんが、
「ほらっ!ヘビ!」と言いながら、細長い生き物を両手で持って、ばばの方へ差し出した。
ばばは、ギャァ~~という状態になり、夢中でその場から逃げた。
そのヘビのような生き物、実はウナギだった。
ばばは、生きたウナギなど殆ど見た記憶も無いので、普段見慣れていたヘビだと思ってしまったのだ。
そのことがトラウマになって、その後、半世紀近く経った今でもウナギは食べようと思ったことも無い。
だから、お店でウナギの蒲焼きなどを見かけても、一切買うことは無い。
ウナギと同じように生魚や刺身、豚肉の脂身も全く食べられ無い、ばば。
じじは「もっと、タンパク質摂らないと」と言いますが、卵と豆腐で大丈夫だよね・・・・・
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