ごめんなさい
10月8日(金)曇り時々晴れ
少し風の強い徳之島です。
陽射しもあるので8時前に干した洗濯物も、昼過ぎには取り込んだ。
風があるって事は、波が高いんだろうな・・・・
今日も定期船は、近くの港には入港できないだろうな・・・等と思っている。
10月、こんなに風が強い日が続いたかなぁ・・・とか思う昨今です。
昨日は、お墓参りがてら、実家へ行って来たことを書いた。
不思議なもので、実家へ行くと、必ず実家で過ごしていた当時にタイムスリップする。
今は亡き両親や兄弟姉も、すぐそばにいる気がしてならない。
幼い頃、兄弟姉妹の中で一番やんちゃで、きかん坊だったばば。
そんなばばに厳しかった母、いつも穏やかに見守ってくれていた父、
働き者で頑張り屋だった兄姉・・・・・仕事をさぼってばばが寝転んでいた屋上、
庭のミカンの木、収穫した後の落花生畑を裸足で走り回って
取り残されていた落花生を拾い集めていたなぁ・・・・
昨日も、実家の行き帰りは裏手にある「オロギバンタ」を通り、太平洋を眺め
いつもの風景を写真に撮った。
昨日は、ちょっと変わった方角を撮ってみた。
ちょっと天気が悪くて、いつもの真っ青な海と空が撮れなかったのが残念。
ばばの母校の下辺りの海岸と母間集落。
母間集落を眺めながら色々なことが思い出された。
小学校の頃の遠足は徒歩で、母間海岸まで行ったことがあった。
何年生の頃の遠足だったか忘れてしまったけれど
遠足の帰り道も海岸を歩いていて、ばばは小さな潮だまりを見つけ、しゃがみ込んだ。
何故、しゃがみ込んだかと言うと、潮だまりの中に小さなタコを見つけたから。
先生や友達がどんどん前に進んで行ったのに、ばばはタコ観察。
見ている内に、タコに墨を吐かれたのか驚いたばばは夢中で逃げ出した。
きっと、ばばがタコを石ころか棒きれで触ったりしたのか?
それとも、おやつの残りなどタコの方に差し出したのか?
定かでは無いけれど、突然墨を吐かれビックリして無我夢中で海岸の岩の上を走った。
その時、転んで手か足を少しすりむいたのかも知れない。
次の日の朝、母が「夕べは、何か怖い夢でも見たの?」と、ばばに聞いた。
夜中、ばばが大声で「シガイ、ハゴッキィ!!!!!」と叫ぶので、母はビックリしたそうだ。
「シガイ、ハゴッキィ」とは「タコ、憎い!!!」というような意味である。
何故、タコが憎かったのか?思い出すことは出来ないけれど、
きっと、ばばがタコの気に入らないことをしたから、タコの反撃を食らったのだろう
と、後日、思うようにはなった。
ばばは小学校の中学年の頃まで、男子顔負けのやんちゃな事をけっこうしていたと思う。
昨日まで、我が家の桜の木で鳴いていたセミ、今日は鳴き声がしない。
昨日で儚い命を閉じたのだろうか?
昼ご飯を食べながら、じじに「ねぇ、アサハ(セミ)を捕まえて、どんなことしていたんだろう?」
と聞いたら「羽を切って飛ばしたりしていたような気がする」って。
と言うことは?ばばも同じ事をして遊んでいたはず。
儚い命のセミの羽を切ってしまうなんて・・・・
何と惨い事をしていたんだろう・・・・羽を切られすぎたセミは飛ぶこともままならず
きっと、他の虫とか鳥に食べられてしまったのだろう。
自分のした行動が、今更ながら残酷で許せないよ~~
他にも、カマキリを喧嘩させたりしていた記憶が・・・・
昨日、実家に寄ったことで、自分がした悪い事を次々思い出して
懺悔の気持ちいっぱいの、今日のばばです。