ふるさとは・・・

2月9日(火)晴れ時々曇り

天気予報では、奄美地方は「晴れ」と言っていたけど

今日の徳之島は晴れたり曇ったり・・・・

まぁ、降る事は無いでしょうと高をくくっているばばだけど、どうかなぁ?

最近のじじとばば、若い頃の事とか話している時に

良く「あれっ?」と、途中で忘れてしまう事が良くある。

そんな時、ふたりして「ばば姉さんに聞けば良いよ」という結論になる。

ばば姉は、じじとばばより年配だけど、色々な事を良く憶えている。

それで、翌日とか姉が我が家へ来てくれた時、

じじとばばで分からなかった事を姉に聞こうとするのだが

「あれ?何を聞くんだったっけ?」となり、じじにも「ねぇ、姉さんに何を聞くんだった?」

と尋ねてみると、じじも「何だったっけ?」となってしまう事の繰り返し。

そこで、今日は、午前中、ちょっと暇が出来たので

パソコンの前に座っていた時、一瞬、姉に聞こうとしていた事が蘇った」

「よし!忘れないで聞くぞ!」と思っていたのに

お昼の準備をし、じじと向かい合って・・・

姉に何を聞くのか思いだした事を話そうとしたら、あれっ?又忘れてる。

思い出してから、2,3時間しか経っていないのに・・・

なさけないなぁ・・・ばば。

じじとばば、じじの方が少し年上だけど、

最近は、じじが「ばば、僕を追い越さないでくれよ」と言うので

「とっくに追い越してしまっていますけど・・」と答えるばば。

本当にどうなってしまうんだろう?

ちょっと心配でもある、ばばです。

昨日、都会に住む友人から電話があった。

その友人、徳之島の事が大好きで、マスコミなどで「徳之島」という

言葉を見たり聞いたりしたら、すぐに電話をくれる。

徳之島が好き過ぎて?今は徳之島町の「広報誌」まで取り寄せているそうだ。

広報誌

徳之島町に「ふるさと納税」をしたのかなぁ?

それとも、直接、町役場に電話をして毎月「広報誌」を送ってもらっているのかなぁ?

それも、以前聞いた気がするけれど・・・・

で、昨日の電話で「ばばちゃん、徳之島町の広報誌届いたんだけど、

結婚情報とか、赤ちゃん誕生情報とか、亡くなった方の名前や集落年齢などが

載っているでしょう。そのコーナーを見て気づいたんだけど

亡くなった方で、聞いた事のある様なお名前があって・・・」と言った後、

「亡くなった方はご高齢の方が多いのね、やはり、徳之島は長寿の島だね。

それと、生まれた赤ちゃんの名前を見ると、時代の移り変わりを感じるね。

ぱっと見、読めない名前も多いよね。最近の若い方は

子どもの名前も洒落た名前をつける人が多いんだよね。

その赤ちゃんの名前と、亡くなった方の名前を見ていたら

やはり、昔は、ごくごく普通の名前をつけていたんだなぁって思ったのよ」って。

言われてみれば、ばばの時代も、女子の殆どは「子」のつく名前だったなぁ・・・

男子は、親の名前の一文字をもらってつけている人も多かったかなぁ?

ばばは、自分の娘達が誕生した時、

長女は、じじが同僚達と一緒にいた時、

当時、テレビドラマで人気のあった名前をつけようと決めたらしい。

次女は、ばばの父の名前の上下の文字を入れ替えて、

読み方を変えて・・・三女は、ばばが当時勤めていた職場で

「この子のように育って欲しいなぁ」という子がいて、

その子の名前をつけたんだったなぁ・・・・

親は、我が子の名前を決める時は、やはり色々考えて

健康で幸せになって欲しいとか願いながらつけると思うけど、

じじが言うには「名前は極端に言えば記号と一緒じゃないかな?」って。

そんな事言ったら・・・・・と思うけど

やはりひとりひとり、名前が無いと困る事は沢山、沢山。

人の名前も、その時代の流行のようなものもあるかもなぁと思ったり。

徳之島町の広報誌で、赤ちゃんの名前を見ても、さっと見過ごしていたけれど

友人の電話で、色々な事に思いを馳せたばばでした。

それにしても。。。。ふるさとを遠く離れた都会で暮らす友人、

ずっと島で暮らすばばよりも、離れているからこそ

故郷に対する思いは強いのかも・・・と思う事でした。

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