島民劇「記憶喪失の男達」
11月29日(日)曇り時々小雨
昨夜は、文化会館で島民劇「記憶喪失の男達」を観て来た。
コロナ禍で文化的な催し物も自粛され、文化会館へ出掛けるのも久しぶりだった。
第一回目の島民劇、今から11年前、2009年12月25日に上演された
「北緯29度線」だった。
奄美群島がアメリカ軍政下から解かれ日本に復帰した内容。
この時の感動が忘れられず、島民劇は必ず観劇する事にしている。
演者は島在住の一般の方々。
今回も発売初日にチケットを購入し、楽しみに待っていた。
7時開演なので、6時少し過ぎには家を出た。
全席、座席指定なので、慌てる事も無かったんだけどね。
マスクをして出かけ、入り口では、検温、手指の消毒をして館内に入った。
今回は館内の座席も例年の半分位に縮小していた。
7時ピッタリ、幕が開いた。
内容は2人の男性がお酒を飲み過ぎ、全ての記憶を失ってしまい
色々巻き起こす騒動。
主人公のふたりは、お酒を飲み過ぎ、自分の家は勿論
名前さえも忘れてしまう。
若い方の主人公には、ストーカーあり、悪質商法あり・・・・
何回も交番に駆け込み、大家さんに助けてもらい・・・・・
最後には、何とか記憶を取り戻し、ハッピーエンド。
今回は脚本も、島の若者が手がけ、出演者は8名。
演技の中にも、闘牛のパフォーマンスが出てきたり、方言が出てきたりで
会場もわぁ〜〜っと盛り上がったり。
第1回の「北緯29度線」の出演者は170人くらいだったかなぁ?
それでも、皆さんの演技に引き込まれ、客席からは笑いや拍手も。
出演された方々も、普段はそれぞれお仕事をされているので
演目が決まってからは、定期的に話し合いや練習を重ね
昨日からの本番を迎えたそうだ。
普通なら、1日で公演?は終わるのだが、今回はコロナ禍の影響で
座席に座る時も、座席のひとつおきに座るので、例年の半数しか観劇出来ない。
そこで、2日に分けて公演をする事になったんだろうね。
座席数が例年の半分なら、観たくても観られない方も多いだろうからね。
館内も換気の為、冷房をつけたり、ドアを開け放したり
色々配慮がされていた。
2時間近くの劇だったけど、楽しい時間を過ごす事が出来ました。
文化会館の職員さんや、演者さん達に感謝です!