シジ ヌギィティー
11月27日(金)晴
今日も、昨日同様、青空広がる徳之島です。
天気が良いと、気持まで晴れやかになるから不思議だね。
今朝も、食後、菜園と花壇を見回っていたら・・・・・悲しい〜〜
実がいっぱい付いた!熟させてから枝毎切って飾ろう!と
楽しみにしていたツノナスの実が、又落ちている。
ここ数日続いていて、もう6,7個は落果している。
原因は何だろう?
考えられるのは、ただひとつ。
ばばが、身の上の方の葉っぱを切ったからかも。
先輩が「身の上の方の葉っぱは切った方が良いよ。
お日様が良く当たるから」と教えてくれたので
今年初めて、先月末位から、葉っぱを切って、実に日光が良く当たるようにした。
例年になく、実の数も多く、大きいので楽しみに日々眺めていたのだが・・・・
ここに来て、次々落果とは、悲しすぎるよ〜
でも、やってしまった事、今回はもう、取り返しがつかないから
来年から気をつけよう。
ショックだったけど、ひとつ勉強したなぁ。
我が家のじじ、日に3回、コーヒーを飲む。
朝はブラックだけど、後の2回はハチミツを入れて飲んでいる。
このハチミツ、切れそうになると、必ず、じじ友人から
「ハチミツ取りに来いよ」と声がかかり、年中切らさずに使っている。
たまたま今日で、朝まで使っていた瓶が空っぽになったので
新しい瓶を出した。
簡単には開かないので、毎回、必ず蓋を開ける行き具を使うのだが
最初は、じじ器具無しでチャレンジ!
両足の膝の上で挟んで、一気に開けようと「ンッ!」と力を入れる。
ビクともしない。
次に、畳の間に行って、同じようにチャレンジ・・・開かない!
じじが瓶の蓋を持ち、ばばが瓶を持って調子を合わせて「ンッ!」と力む。
開かない・・・・
じじは「ハァ〜、シジ ヌギィティ!!!!」と悲鳴を上げ畳に上に寝転がってしまった。
学生時代から格闘技をしていて、腕力には自信があったじじなのに・・・・
何回しても、どんなにしても開かないので、ばばが「貸して!」と
瓶を持って台所へ行き、蓋の部分をコンロの火で温めてみた。
「ダメだよ、瓶が割れるよ」とじじ。
ばばはグルグル回しながら蓋を火で炙る?
「今度やってみて」とじじに渡し、再び畳の間で再チャレンジ。
瓶の蓋が熱いので、タオルも渡した。
じじはさっきの器具とタオルを使い「ンッ!」と力む。
「ダメ?」と諦めかけていたら・・・何度目かで開いた!!
でも、ハチミツも少量タオルに垂れてしまった。
ばばが、すぐにタオルを水道で洗い、ハチミツの瓶は蓋を閉めて、
じじが水道でジャージャー洗った。
ハチミツの瓶の蓋を開けるのに、じじとばば、
ふたりがかりで何分かかったんだろう?
これから撮影に出かけるじじなのに全力使い果たした感のじじ。
「シジ ヌギィティ」とは、方言で「全力使い果たした」という意味だ。
すっかる疲れ果ててしまったじじだけど、温かいコーヒーに
苦労の末、やっと開けたハチミツをタップリ入れ、
美味しそうに飲んでいた。
じじ〜よく頑張った!
あぁ〜〜やっと一件落着、めでたし、めでたし!