「カメー」と、「コーレー」
10月25日(日)晴れ
今朝もセミが鳴いている・・・2,3匹。
天気も良いので、ばばも朝から張り切って洗濯して、庭いっぱいに干した。
昼からは出張作業?の予定。
我が家のカニさん、今朝も入り口を塞いだまま。
カニも冬眠するのかなぁ?
最近気づいている事・・・
ゴーヤーが元気よく育ち、彼方此方にヒゲを巻き付けているのに
花も咲いているのに・・・全く実が付かない。
何で?花粉を運んでくれる虫が活動していないとか?
真夏の頃は100円で2,3本買えたのに、今は無人市場で見かける事は、ほぼ無く
お店でも、きれいで大きな物は1本300円くらいもする。
やはり、旬のうちに、いっぱい食べないと。
我が家では、今でも木綿豆腐を小さなさいころに切り、少量の油で各面焼き
そこへレンジでチンして、みじん切りにしたゴーヤを入れ
最後に溶いた卵を回しかけ、両面焼いた物を、毎日食べている。
あと何回食べられるかなぁ?
お店にゴーヤが無くなっても、自家製ゴーヤが収穫出来るのでは?と
毎朝見回っているのに、全く実を付けないから、全部引き抜こうかな?と
思いながらも最後の決断が出来ない。
さて、話題はガラッと変わって「ワー、バー」の意味分かるかなぁ?
このフレーズ、ばばが子どもの頃、よく使っていた。
例えば、じじが「ばば、そのコップ取って」と言った時
「ワー、バー」と答える。
「私はイヤです」ということで、言われた事を断る時につかう。
又、お皿の肉などを指して「ウリ、カメー」と言われた時なども「ワーバー」と、ばばなら答える。
「ウリ、カメー」とは「それ、食べなさい」と言われた事に対して「私は要りません(食べません)」と。
各地域によって、同じ方言でもちょっとずつ違いがある。
ばばの実家集落では「食べなさい」を「コーレー」とか「イキャギンショレ」と言う。
じじと結婚する前、じじ母が、ばばに「ばばちゃん、ウリ カメ−」と色々な食べ物を勧めくれた。
ばばの集落では子どもにでも「コーレー」と言っていたので
義母が最初「カメー」と言ったときには、ビックリした。
「コーレ」とか、「イキャギンショレ」という言い方は、「カメ−」よりは丁寧な言い方。
「イキャギンショレ」は「お召し上がり下さい」という意味で、年配者にたいしてつかう敬語。
じじ母は、我が家の娘達が幼かった頃「あれカメ−、これカメ−」と
お菓子や色々な物を食べさせてくれていたが
生長した娘達は「ばあちゃんの、カメカメ攻撃」って言っていた。
孫達に、好きな物、美味しい物を、沢山食べさせてあげたいという
「おばあちゃんの愛情」だったんだよね。
その娘達も、生長した今、方言の意味は何となく分かるけれど、
話す事は、ほぼ出来ないそうだ。
じじとばば、家庭内では、これからも方言をどんどん話していこうと思っている。、