食べますか?
7月15日(水)曇り
今日は、午前中用事があり出掛けたら、帰宅したのが2時過ぎ。
ひとりで昼食を済ませ、いつもの買い物行って来たら、もう、4時。
1日が、あっと言う間に過ぎてしまうなぁ。
夕べは真夜中に激しい雨音を聞いた。
久しぶりの雨。
朝起きて外を見廻ったら、裏の溝に生えている雑草が
悉く下流の方に倒れていた。
昨日まで、こんなに綺麗に沢山の花も咲いていたのに。
いつもの「穴チェック」も・・・
菜園側の穴は昨日から、ずっと塞がれっぱなしで、
溝側前の穴は、夕べの豪雨にも負けず、勢いよく土が放り投げられて穴も健在。
この穴の住人と、昨朝、偶然対面できたよ〜
お互い、(相手もきっと驚いただろうな)、ギョッと一瞬引いた。
昨朝、穴を覗いたら、入り口にこちらを見ている茶色っぽい生き物が・・・ばばもドキッとしたけど
相手はばば以上に驚いただろうね。
丁度、穴の入り口にいて、ばばに気づくと同時に、後ろ向きのまま一瞬で後ずさり。
やはり、じじが言った通り、茶色っぽいカニだった。
ばばの拳半分位の大きさだったよ。
あの穴の中に住んでいるのかな?家族は何人(何匹?)かな?
何を食べて暮らしているのかな?とか、色々考えた。
カニの他に、茶色っぽいカエルも近くを飛び跳ねているよ。
先々月辺りまで、夕方から夜までゲ〜コ、ゲ〜コ鳴いていたあのカエル、
じじによると、琉球カジカガエルらしい。
あの後静かになったけど、オタマジャクシが生まれて、
もう、小さなカエルに成長したんだね。
小さな生き物の成長が、身近で見られるって、嬉しいね。
身の回りで、小さな動植物を見たり出来る、今の環境、大好き。
今日は、いつも行くお宅の近くに自生している桃の木の実が
大分色付いていた。
この桃の実、子どもの頃だったら、すぐにでも取って食べていたかも・・・・
ばばの実家の裏には、桃の木があった。
時期になると沢山の実を付け、ばばは熟すのを楽しみに待っていた。
小学校入学前だったかなぁ?ある日、長姉がばばをお医者さんに連れて行った。
種痘?の予防接種をするためだったが、最初目的を知らず姉に付いて行った。
お医者さんと言っても、当時は今のような病院は無くて
今思えば、個人の家だったような気がするけれど
そこにY先生というお医者さんがおられ、ちょっとした傷の手当てや
予防接種もそこで受けた。
行く道すがら、姉が「泣かないで注射受けられたら帰ってから
褒美に桃をあげるからね」と言った。
「桃の実」という言葉が、しっかりインプットされ、泣かずに注射は終わった。
帰宅後・・・・姉が裏の畑から桃の実を取ってくれたのか?自分で取って食べたのか?
確かな記憶は無いけれど、きっと喜んで食べたことには間違いないだろうな・・・・
子どもの頃から、好きな食べ物に釣られやすかったんだよね、きっと。
いつも行くお宅の前で今日見た、桃の実は、花の頃から毎日見ているので、
沢山の実を付け、生長する様子を見るのが毎日楽しみだった。
ここ数日、徐々に実が色付き始め、もう、食べられそうな気がしていた。
道ばたに生えているけれど、誰ひとり実を取る人は居ない。
水蜜桃に比べたらねぇ・・・・・ばばが子どもの頃は貴重なおやつだったのに。
大きさはピンポン球の3分の2くらいかなぁ?
この桃の実、下処理をきちんとして、サッと茹でて、氷砂糖をいれて
コトコト煮ると、とても美味しいおやつになるって、先輩が教えてくれたけど
ばばには、コトコト煮る根気が無い。
この桃の実、誰も取る人も居なくて
毎年熟し過ぎて地上に落下し、そこから又芽が出るけれど
頓着する人も誰も居ない。
いつの間にか新しく出た芽も、引き抜かれている。
去年、ばばの友人が、一番美味しそうに熟した実を1個取って
囓ってみたけれど、酸っぱくて、食べられなかったって。
時代は変わったなぁ・・・・と、思う。