カップヌードル
6月16日(火)曇り
今日は午前中,ばばひとりでお出かけ。
出掛ける時は、やはり、じじんも昼食が気になり,なるべく準備しておく。
「やれば出来る、じじ」だと信じているけれど。
結婚してすぐ、加計呂麻へ転勤になった時、
最初、じじがお味噌汁を作ってくれたのを,今でも、たまに思い出す。
その何十年か後、じじが暫く病休で休んだ時も
お昼は,ばばが仕事に出た後、朝の残りのおかずに、自分でお汁とか作って
お昼だけは自炊?だった。
当時は、ニガナとか、ヨモギとか,ネブルとか
自然の野草を取って来て,お汁に入れたりもしていた。
でも、ばばが退職してからは、じじが台所で何か作るという事は,ほぼ無い。
何でもかんでも、ばばがやってしまうので,娘達からは
「お母さん、お父さん甘やかし過ぎ。あまり甘やかしたら
お父さん、何にもしないし,出来なくなるよ」と叱られたりもする。
でもねぇ・・・ついつい・・・・
って言うより、ばばも今は仕事もしていないし
一番多忙だった時代、子育てや、夜中の子どもの世話等
じじがやってくれてたから、「今、ばばが恩返しをする時」
と思うんだよね。
じじだって、ばばと同じように仕事をし、
なおかつ、盆、正月以外部活の指導等で疲れ切っていただろうに
お風呂を入れてくれたり、夜中に子ども達が起きたらミルクを作ってあげたり
たまの休みには自転車の乗り方を教えたり、
「ばばは、子育てって,何したの?」と思う位、じじが色々やってくれてたからね。
結婚してすぐの頃、義父がじじに
「ばばちゃんだって,気味と同じように仕事頑張っているんだから、
出来る事は手伝ってあげなさいよ」と,ばばの前で,じじに言ったこと
今でも、有難く忘れることが出来ない。
一番大変だった時、じじが最大限,ばばを助けてくれたことを
忘れてはいけないと思っている。
と、言いつつも、年を重ねるにつけ、
だんだんばばが強くなってきているような気がするけど。
親子でも,夫婦でも、お互いを尊重し、感謝の気持を持つって
本当に大事なことだと思う。
と言いつつ,ばば実践できている?
今日は午前中留守にするので、お昼の分、肉でも焼いておこうかな?
とも思ったが、朝の肉の残りがあるし・・・と、じじが言うので
「じゃぁ、カップ麺があるよ、カップヌードルも。どっちが良い?」とばば。
「カップヌードルで良いかなぁ?」とじじが言うのでテーブルの上に置いて家を出た。
帰宅後、「じじ、お昼何食べたかな?」と気になって
キョロキョロしてたら、ゴミ袋に空のカップヌードルのカップが入れられていた。
おぉ〜〜じじ、カップヌードル1個完食できたの?
と言うことは?他のおかず食べて無いんだなぁ・・・・
半熟卵を作るって言っていたけど、作ったのかな?
普段お昼、たまぁにインスタントのラーメン類とか食べる時は
必ず半分こにしないと、食べきれないから。
「若い頃なら,ひとり1袋(1個),食べられたのにね」と言いながら
やはり、年のせいかなぁ・・・と,ちょっと悲しくなったりするけどね。
色々場面で、自分の年を考える昨今。
どうしようも無いから仕方ないけど、お互い元気で年を重ねていけたら良いね。
お昼、カップ麺作って食べたじじに,今夜は何をご馳走しようかな?