ナンバンギセルは茜色、他

9月7日(土)雨

朝雨の音で目が覚めた。

一昨日の夜はなかなか眠れなかったが、夕べは朝までグッスリで、目覚めも快適。

夕べはクーラーも点けずに、じじとばば、それぞれに足下の扇風機を回しながら寝た。

7月以来、クーラー無しで寝たのは初めてだったんじゃ無いかな?と思いながら起きて

「雨降ってるねぇ」とじじに言うと「明け方の雨は凄くて、裏の溝を流れる水音が

いつもより大きく聞こえたよ」って。

「今日は一日雨かな」と言うと「台風13号の置き土産だね」って。

台風13号が遠ざかった後も、沢山の雲を残して行ったから・・・って。

と言う訳で、外は朝から薄暗いです。

朝食時、いつものようにラジオを聞いていると、リスナーさんからのお便りの中で

「ナンバンギセルは茜色」というフレーズが耳に入り「えっ?」と思ったばば。

ナンバンギセル・・・・もう、大分長い事見ていないなぁ。

毎夕、じじ、姉と3人でウォーキングをしていた頃は、

草むらのススキの根っこの方にナンバンギセルを見つけていたけど。
ナンバンギセル
※画像はネットからお借りしました。

ナンバンギセルって「茜色」だった????

ばばの中では薄い紫色?藤色?という印象が強かったのでビックリした。

じじがすぐスマホで画像を見せてくれた。

花は薄い藤色で萼(ガク?)の部分が赤茶けて見えるけど。

そっかぁ〜ばば達が見ていたのは、徳之島の野生のナンバンギセルだったけど、

園芸用とかに品種改良された品種かもしれないね。

ネットで調べたら白い花色の品種もあるんだって。

見てみたいなぁ・・・白いナンバンギセルの花。

小雨の中、傘をさして庭を見回ってみた。

昨日、大きく倒れていた桜やキツネ花、オクラも元気にスックと立ち直っていた。

ゴーヤの実も吹き千切られること無く元気。

残念ながら、庭先のデュランタの枝が折れていたけど、

ゴーヤが枯れたら、思い切って枝を剪定する予定だったから、まっ、良いか〜

小雨で、周囲も薄暗いから、今日は何もやる気無し。

ご飯炊いたり、果物ジュース作ったり、豚骨と野菜煮たり・・・・・

午前中あっという間に終わってしまい、お昼ご飯。

何故か、教え子ちゃん達の話になり、じじと結婚直後、海を渡って行った加計呂麻での話や

ばばが退職前、泣く泣く単身赴任した加計呂麻の話になり

当時お世話になった方々の名前を思い出したり・・・・・

結婚直後に行った勤務地へは車も持って行かずに、不便だったなぁ。

当時は電話も普及していなくて、島へ電話するのは、近くのお店の電話を貸してもらっていた。

島から電話がかかってきた時は、お店の方がマイクで呼び出しするので

集落中に知れ渡ってしまったけど・・・

当時電話があったのは、職場と、集落に数軒あったお店のみだったと記憶している。

集落のお店は品物も限られていたので、週末にはバスで狭い山道を港まで移動し

そこから船で中心地、古仁屋へ渡りお店で買い物をし、又、船、バスと乗り継いで帰っていた。

忙しくて、どうしても海を渡れない時は、顔見知りになったお店に電話をして

品物を船に積んでもらい、バス停まで自分で貰いに行っていた。

商品代の支払いは、次、買い物に行く時まで、いわゆる「かけ」ておいて

行った時に支払うという・・・・お互いが信頼し合わないと出来ない事だったよなぁ・・・と

今は思っている。

その当時から「ミカン星人」だったばばは、ある日、ミカンを1箱電話でお願いした。

他にもいくつか品物を頼んであったので、夕方、ご近所さんからリヤーカーを借りて

バス停まで行き、荷物を受け取ってきたのだが、

その時、誰かが「ミカンなど箱買いはしない方が良いですよ。」と言われた。

その訳は、詳しく書けないけれど、ちょっと胸が痛くなった。

教え子ちゃんの思い出では、1年生のある子が、「七夕」を歌ってくれたのだが

「しゃしゃのは しゃ〜らしゃら〜(笹の葉 さらさら)」と元気よく歌ってくれたこと

何十年経っても忘れられない。

あの子達も、今は立派なお父さん、お母さんになって頑張っていることだろうなぁ・・・・

昼食時の短い時間、じじと色々話し手いるうちに色々な思い出が蘇って楽しかった〜〜〜

何だか、とりとめも無いことをダラダラ書いてしまったなぁ・・・

お昼2時前・・・・外はまだまだ小雨が降っています。

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