明日は我が身
7月5日(金)雨
雨です。
先週末辺りかな「そろそろ梅雨明けかなぁ・・・」と思っていたけど
今週に入っても、ずっとジメジメドンヨリ天気だった。
夕べから、雨・・・・今日日中も雨。
洗濯も晴れたら・・・と2日分溜めて置いたけど
「部屋干しでも良いか」と洗濯機を回し、軒下と部屋の中に干した。
久しぶりのまとまった雨だから、庭の野菜や植物は嬉しいだろうなぁ。
反対にばばは、全くやる気が起きず。
洗濯した後「もう、寝る!」と言ったら、じじが「何処か具合でも悪いの?」って。
ばばが、日中横になるなんて、ほぼ無い。
去年10月29日、肺炎球菌ワクチン接種当日はさすがに左腕違和感と
発熱でダウンしてしまい、結婚以来2回目位に、じじが食事を準備?してくれた。
それから今日まで、天気さえ良ければ朝から庭に出て動き回り
家の中でもゴソゴソ動き回り、食事時間以外、椅子に座らないという生活だったのに・・・
昨日、今日と天気がドンヨリしていたら、何もやる気が起きず
横になりたいと体が要求している感じ。
たまにはゆっくり休みなさいと言うことかな?と、午前中1時間ほど横になってしまった。
今年は皆勤賞貰えないなぁ。
怠けてしまうとダメだと思いながら、天気が悪くても働いている多くの方達のことを思う。
昨日は3時過ぎてから、荷物が届いた。
中身は瓶詰めのジュース6本入っていて、結構重かった。
配達して下さった方は「本当は昨日の配達になっていたんですけど、すみません」と謝った。
いえいえ、別に昨日どうしても使う物でも無かったし、配達していただくだけでありがたいです。
宅配さんや郵便屋さん達も、大きくて重い荷物でも届けて下さり、
葉書1枚でも届けて下さる。
本当にありがたいと思う。
仕事とは言え、天気の悪い日や、町中から遠く離れた一軒家のような場所へでも
配達に出かけてくれる。
本当に日本の郵便制度とか宅配業者さんってありがたい。
今、徳之島も少子化、高齢化に直面している。
特に高齢化・・・と言えば、ばばの実家集落も平均年齢は相当高いと思う。
ひとり暮らしの高齢者の方も多い。
その方達は病院へ通うのも、食料品の買い物にも不便を来している。
病院へ通うのは、病院の車が集落まで迎えに行ってくれて、送迎をしているかも知れない。
ばばが子供の頃、各集落には小さなお店があり、日所使う食料品などはほぼ買えた。
豆腐やさんもあり、お鍋とか持って出来たてを買いに行っていた。
集落で車を乗る人なんてほぼいなかったし、徳之島で自家用車を持っている人も何名いただろう?
大きな荷物を積む時は牛車とか馬車とかに積んで運んでいた。
病院も、案外近くにあり、子供でも歩いて行ってた。
あれから約60余年、各集落の小さなお店は、存在はしていても品物は限られている。
豆腐屋さんもとっくに無くなった。
昭和40年代頃から自家用車を持つ家庭も多くなり、色々な面で便利になった。
しかし、時間経過と共に病院やスーパーは中心部に集中。
高齢化した先輩方は、車を乗れなくなり、各病院のデイケアを兼ねた送迎バスで病院へ通い、
ついでに買い物もして帰る・・・と事が多いようだ。
自家用車時代と比べ、時間に縛られるけど、仕方ない。
少子化、過疎化、高齢化・・・・・・・買い物難民という言葉も聞くようになった。
そんな中、先月末から町内の、あるスーパーさんが移動販売を開始した。
島内をいくつかのコースに分け、日用品や食料品を積んで
集落まで行ってくれるそうだ。
この移動販売車運行で助かる人が沢山いると思う。
数十年前は何台かの移動販売車があったけれど、業績も悪かったのか
次々と無くなっていった。
今、島内の高齢者の方にとって、家の近くまで来てくれる販売車は本当に助かるだろう。
ばばも、今は車で前頭走り回れるけれど、あと数年もしたら、どうなるのだろう?
不安になることもある。
スーパーは一番近くて3分くらいで行けるが、足腰が弱れば・・・・・
手押し車を押して、お店に通っていた、今は亡き義母を思い出す。
若い頃・・・40代頃までは、年取ってからのことなど、あまり考えることも無かったが
最近はスーパーで高齢の方が買い物をしている姿を見たり、
タクシーで病院や買い物に行く姿を見かけると「明日は我が身」と思ってしまう。
悲しいけれど、これが現実。
人間誰しもいつまでも年を重ね、色々と出来ない事が多くなっていく。
じじとばば、最近よく話す事、
「健康で、自分で歩き、食べられるような長生きが出来れば良いね」って。
※画像は数日前、先輩からいただいた物です。
「この花、名前は忘れたけど、結構長く持つらしいよ」って、下さいました。
花が1輪あると、何だか周囲まで明るくなるような気がする。