早く知らせなきゃ!

6月11日(火)小雨時々曇り

(今日位からは晴れるだろう)と朝イチで洗濯して

いざ、干し終わったらチラチラ小雨。

(今日も降るの〜〜〜止んでくれ〜)と内心叫びつつ、軒下の干し直し。

今週末はばばの大好きな人が島外から来るので

姉と2人ドライブコースの下見に行こうと思っていたのに・・・意気消沈。

撮影に行けないじじは「こめかみ辺りが痛い・・」と元気なし。

そこへ、じじの可愛い教え子ちゃんが、ひょっこり寄ってくれ

暫く楽しいお喋りタイム。

じじも笑顔になり、ばばも気を取り直し室内彷徨開始。

そうだ!昨夕のことを書こう!とパソコンに向かった。

姉と2人、いつものように買い物を終え、ある橋の上を走っていた。

その橋を通る時、以前から姉が「バリケンがいる」って言っていたが

運転しているばばは、しっかり見ることは出来なかった。

しかし、昨夕はやけに多くの鳥らしき生き物がチラッと見えた。

今まで、バリケンって2羽位じゃなかった?と思いつつ、ばばもしっかり見届けたいと思ったが

前からも後ろからも車が来るので、方向変換もままならず、駐車が出来ない。

そこでいつも通りのコースを家に向かって走り、広い場所まで行って方向変換し

川の近くで空き地を見つけ、駐車。

橋を渡って、海側の川を眺めると・・・

お〜〜っ!!!6羽のカモが!!!

最近、撮影に出かけても「なぁんにも、いなかった。収穫ゼロ〜」とがっくり帰宅する日々だったじじ。

思いもよらない場所にカモがいると知らせたら喜ぶぞ〜〜〜っと思い

数枚写真を撮って、急いで帰宅。

じじに写真を見せ「撮影に行く?」と聞いたら「行こう!」と言うので

又、橋の所へ走った。

自宅から現場まで、信号待ち入れても3分位では行ける距離。

さっき車を停めた場所に、又駐車した。

じじと姉は、駐車した車のすぐ近くで川を見下ろしているので、ばばも見てみると、

鳥が6羽、上流へ向かって泳いでいる。
合鴨

あれ?さっき見た時はキンクロハジロ?マガモ?とか思いながらきれいな羽を見たけど

今、目の前にいるのはオオバンかバンのような茶色か黒色の羽色にしか見えない。

(これじゃ無いよ〜)と、橋を渡って、さっきの場所へ走ったばば。

しかし・・・何もいない・・・・どこへ移動した??と思いつつ

じじと姉の所へ戻り、あらためて川を移動する鳥をよくよく見ると

羽の白っぽい部分や、青っぽい部分も見えた。

良かった!飛び去っていなかった。

じじは撮影を続けている。

しかし、じじが期待したカモでは無かったようだ。

「バリケンだよ」と言うけど、ばばにはバリケンには見えない。

バリケンってアヒルとカモのハーフだよとかも説明してくれるけど

白と黒の羽色のバリケン見た事あるけど、

こんなきれいなカモ、ばばには「カモ」にしか見えない。(強情だね〜ばば)

もう、あまり興味がなくなったばば、ずっと鳥たちの動きを見ていた。

6羽がそれぞれ水の中に首を突っ込んでは何か餌を食べながら上へ上へと移動している。

一体何を食べているのかなぁ?と思いつつ、ふと橋桁の横に目が行った。

そこには白い鳥が蹲っているけれど、ほとんど動かない?

白いバリケン?アヒル?

それにしても、ほとんど動かないって怪我でもしているの?と気になる。

車内から双眼鏡を取り出し、川の上流の方を見てみた。

すると、川岸の植物の横を複数羽のバリケンらしき鳥が動いている。

こちらの方へ向かっているようだが、まだまだ距離的には遠い。

「じじ、もうちょっと先まで行ってみる?もしかしたら別の鳥が居るかもよ」と

ばばは言ったが、じじは「もう、良い」ってさ。

帰りたさそうにしているので、車に乗り込もうとした時、

川のすぐ近くの方がトラックでやってきたので、じじが「あの鳥は何ですか?」と聞くと

「合鴨だよ」って。

合鴨って、真鴨とアヒルのハーフなんだって。

「誰かが飼っているんですか」とじじが聞くと、「そう」と答えた。

やっぱり・・・・普通のキンクロハジロとかマガモでは無かったんだ。

それにしても何故、ずっと泳いでいて、ばば達が近くから見ていても

飛んで逃げないんだろう?と思っていたら「羽を切っているからだよ」って。

わぁ・・・・可哀想!!!逃げることも出来ないんだ。

「なぜ、羽を切っているの?」と聞くと、じじが「食べる為だよ」って。

え〜〜〜っ!目の前を泳いでいる、きれいな鳥たちが人間に食べられる??

「小屋とかで飼っているのかなぁ?」とばばが聞くと。

「そうかもなぁ。誰かが餌をあげているんだろう」とじじは言った。

「今の時期、こんな場所にカモが!大発見、じじを喜ばせなくちゃ!」と気持ちが高揚していたばばは

一気に落ち込んでしまった。

本来飛べるはずの鳥が羽を切られ、人間から餌を貰ったり、自分で食べたりしながら

成長しても、結局は人間に食べられてしまう。

この合鴨だけでなく、ばばも沢山の命をいただいているし

人間は他の生物の命をいただいて生きているんだけど・・・何だか切ないなぁ。

「今時、珍しい鳥が身近にいる!」と思い込み、じじに教えて、一緒に撮影に行ったけど

じじにとっては珍しい鳥でも無く、ごめん!

でも・・今後、あの橋の上を通って、チラッとでもあの鳥たちが見えたら・・・・

今までとは違う、複雑な気持ちになるだろうなぁ・・・ばば。

「鴨鍋」とか、「鴨南蛮」という料理名は聞いたことあるけれど

実際は食べたことも見た事も無い。

今後、食べることも無いだろうなぁ・・・・

帰宅後、撮影した写真を見ると、どれもカモたちが水中に嘴を突っ込んだいて

顔は見えない物が多くて、残念!

でも、記録として残しておこう。

投稿者プロフィール

ばば
ばば
最新の投稿