逆転勝利?
6月4日(火)曇り時おり雨
ラジオの天気予報では「雨」って言ってたけど
雨は降りそうに無いと朝で洗濯して干した。
昼過ぎ「もしかして?雨降るかも・・」と慌てて物干し竿を全て室内に。
直後、激しい勢いで雨が降り始め、約30分降り続いたけど
今は又日差しも・・・天気の変化が激しい昨今の徳之島です。
さて、昨日、何名かの方のフェイスブックや、徳之島町の防災無線放送で
徳之島の「ウンブキ」が再びテレビで放映されると知った。
数ヶ月前もテレビ放映があったのに,たまたま見逃してしまっていた。
「ウンブキ」とは「陸の中の海」とも言われ,空港の近くにあり
じじとばばも何回となく行ったことはある。
ウンブキアナゴという珍しい生物が生息しているとの事。
しかし、ばばはウンブキのすぐ近くで
アカヒゲに出会えるのを楽しみに今までは通っていた。
しかし、過日のテレビでウンブキは日本でも最大の海中鍾乳洞か?とか報じられたとか。
ばば達が行くウンブキは、海の潮の干満で水量が増えたり減ったりする。
海と繋がっているのは確かなんだけど、出口が分からないらしい。
ウンブキに何回か通った経験から、プロのダイバーさんが、
潜る・・・と聞いても,ピンと来なかった。
あんな狭い場所から海を目指して潜れるの?と思って。
ほんの入り口しか普通は見えないから。
あの入り口から約700メートル先までは潜水したそうで、
その間、隙間が50センチ位の場所もあるのだとか。
過日放送を見逃した分、夕べは絶対観るぞ!と決めていた。
徳之島ではKKB放送の報道ステーションで観られると放送もされていた。
9時54分?から始まるのかな??
時間があったので、都会の娘達や、徳之島をこよなく愛する友人知人にも
メールで連絡した。
そして、早々にスタンバイ・・と言っても我が家はテレビを観なくなって7年。
パソコンの画面で見えるようにじじが設定してくれたが、画面は小さい。
それでも、観られる分で良い。
チャンネルはリモコンの5・・何回も確認。
まだ,あまり活動的で無いじじはベッドに横たわったまま、
ばばはフローリングで待っていた。
しかし、10時半を過ぎても、ニュースなどをやっていて
一向にウンブキが出てこない。
じじが画面を見て「ばば、リモコンの5でなくて、他の番号押してあるよ」と言う。
ガァ〜〜〜ン!!!何て事を!これ以上のお馬鹿はいない!心中で自分を罵り続ける。
ばばは最大級の自己嫌悪に陥ってしまった。
時間は10時40分を過ぎていた、もう、ウンブキの放送は終わったはず・・・・
落ち込んだまま布団に横たわったばば、携帯ラジオで深夜放送を聞く準備。
じじも、見逃したことで何回も溜息をついている。
言葉に出して,ばばに文句を言ったりはしないが、
大きな溜息がじじの残念無念さを物語っている。
申し訳ない!確かに5を押したつもりなのに・・・
私って,何てバカなの?もう消えてしまいたい!位に,自分がイヤになった。
目が冴えて寝付けない。
どの位経っただろう?
じじが「おっ!ウンブキ出たよ!」と言った。
「えっ?ウソ!!!」ばばもすぐ起きた。
「ごめん、ちゃんと5押してあったんだ」とじじ。
それから、約十数分位かなぁ?じじとばばの知らないウンブキの内部映像が紹介された。
海側からウンブキに入る穴は無いか?ダイバーさんはチャレンジしていたが
結局、見つからなかった。
その後、ウンブキの入り口から少し入った所にあったという
7000年前の土器の破片を3分位かかって、堀り上げ、天城町の資料館?に運び込んでいた。
「陸の中の海=ウンブキ」、普通はちょっとした潮だまり位にしか見えないけれど
海まで700メートル位続くと言われる水中鍾乳洞の中には、どんな世界が広がっているんだろう?
昔、ウンブキは陸で、人々が生活していた跡があの土器の出土では無いか?
ある時、地盤の変化で海中に没してしまったのでは・・・と紹介されていたが。。。。
昨夜のダイバーさん、いつかは海側からの入り口を見つけて
あの鍾乳洞を全制覇して、内部の様子などを紹介して欲しい。
徳之島にもまだまだ歴史的に未知の世界が沢山あるんだろうなぁ・・・と思う事だった。
10時少し前に始まった放送だったけど、ウンブキが紹介されたのは
結局、始まって約4,50分後。
ばばがチャンネル間違えて終わってしまったと・・・・諦めていたけど
遅い時間だったからこそ、観ることが出来たから、良かったと思わねばね。
結果的には、ばばがチャンネルを間違えたわけでは無く、
放映時間が遅くなっただけだったのね。
ばば的には「逆転勝利!」って事で、少しは気が晴れたけど・・・
これから、大事なことは全て、じじに丸投げしよう!
ばばは自分の行動に自信が無いから・・・・
でもね、今日になって思ったの。
「昨夜は、ばばがチャンネル間違った」とじじには思われ
自分では最大の自己嫌悪に陥ったけれど、
「終わり良ければ全て良し!」だったかなぁ・・・と。
※画像は名も知らぬ花です。