亀津ヤンキチバン
5月19日(日)曇り時々晴れ
梅雨の晴れ間・・・
今日は、亀津新漁港広場で、JAあまみ 徳之島事業本部主催の
イベントがあったので姉と二人で行って来た。
肥料や飼料の販売、青空市、農業機械展示会、農薬特売、
自動車販売加盟店の展示販売等々,野菜苗の販売等盛り沢山。
更にダンスや、闘牛太鼓、吹奏楽の演奏、島のミュージシャンの歌や演奏等もあり
Aコープの青空市もあって、野菜や果物が安くで買える。
漁港近くの海岸通りは車がいっぱい駐車していて
会場内では係の方が、車の誘導もしていた。
どこから見ようかな?迷ったけど、先ずは野菜苗の販売・・・・
結局買わなかった・・植える場所が無いから。
それから雑貨コーナー、Aコープの青空市へ。
舞台では小学生達が島の民謡「ワイド節」を横笛や太鼓で演奏し
数名の子供達は演奏に合わせて踊っていた。
暫くすると、「卵10個50円」での販売や「つきたてのお餅無料配布」等もあり
ばばもお餅を1個頂いたよ。
広い漁港が沢山の展示品で埋め尽くされ、大勢の人出もあり賑やかこの上ない。
数十年ぶりに隣町の友人知人に会ったり,話したり。。。。
ばばは、100円の大きなリンゴ2個と150円のキャベツを1個買った。
でも・・お米も安い,消費税が付かない・・・迷ったけど、、、買った!
おい、おい、ばば、今日は徒歩出来たんでしょ、5キロのお米持って家まで歩ける?
って思ったけど、抱っこして持てば、数百メートルなんか大丈夫、大丈夫・・
と安易に考えていたけど、片手にリンゴとキャベツを下げた状態で
お米を抱っこしたので、最後の方は結構キャベツとリンゴを下げた手が疲れた〜
漁港へ行って帰るまで,ほんの1時間ほどだったが
舞台発表鑑賞よりも、買い物よりも,ばばが心引かれたのは
会場に入ってすぐ目に付いたテントの屋根?に書かれた文章だった。
前面には「ヤンキチシキバンと学士村の町」と書かれていた。
昔、亀津の親達は「ヤンキチシキバン」と言われる「家の軒の梁が透けて見えるほど」
水を沢山入れて薄めたお粥を食べて節約し、子供を進学させ
そして「学者」さんを沢山輩出させた・・・と聞いている。
親は,子供の為ならいくらでも辛抱できるんだね。
「亀津ヤンキチバン」という言葉は「島唄」の中でも歌われているよ。
又、テントの後に回ると,これ又感動的な言葉が書かれていた。
「学力は人生の扉を開くマスターキーである」と。
これは、第10代徳之島教育長 秋武喜一郎さんの言葉らしい。
なるほど、そうだよね・・・と大いに賛同。
現在は、ほとんどの子が高校進学し、その後、短大や大学専門学校に進学している。
しかし、ばばより少し前の世代までは,イヤ、ばばの世代でも
高校への進学率はとても低かった。
暮らしをよくする為には「先ず、進学し,色々な知識を身につける」という事を
親達は感じ、自分たちは貧しい暮らしをしながらでも,
子供を進学させようと頑張ったんだよね。
テントの前面と後面に書かれた文章・・・に、心打たれ感動したばばでし