卯の花
3月28日(木)晴れ後小雨
日常生活の中で、昔習ったり歌ったりした歌を口ずさんでいる時がある。
数日前、じじが「♪卯の花の 匂う垣根に・・・♪」
と口ずさんでいるのを聞いて「夏は来ぬ」だなと思った。
そして、次に「卯の花ってどんな花?」と思い、じじに聞いてみた。
すると、じじはすぐ「彼女」に「卯の花とは?」と尋ねた。
ウツギの花のことを「卯の花」と言うらしい。
過日、偶然にも、ばばはオオシマウツギの花を撮影してあった。
知らなかったなぁ・・・「卯の花」が「ウツギの花」だとは知らなかった。
意味は分からないままに「夏は来ぬ」を、ずっと歌っていたんだなぁ・・・
「卯の花」といえば、おからを使った料理にもあるよね。
この「おから」も、ばばが子供の頃は「豆腐んかす」と言っていた。
豆腐を作った後のカスという意味だったんだろうね。
豆腐を作る時に、大豆を茹でて絞って・・・
絞った豆乳を煮立ててニガリを入れて・・と、豆腐を作るのも間近で見ていた。
ばばが子供の頃は、家から近いところに豆腐屋さんがあって
弁当箱とかお鍋を持って、買いに行っていたなぁ・・・
出来上がったばかりの豆腐をきれいに切り分けて
豆腐屋のおばちゃんが、弁当箱とかに入れてくれた。
あのの当時、豆腐1丁、何円位だったかなぁ・・・・・
「夏は来ぬ」の歌詞から昔のことを思い出してしまったが
まだ他にも、歌詞から想像した風景が・・
「卯の花の 匂う垣根に ホトトギス 早も来 鳴きて・・・・」
ウツギの木の垣根に ホトトギスが来て鳴いている・・・・
ばばが子供の頃、ゲッキツの木を沢山植えて垣根にしているお宅は彼方此方あったなぁ
ゲッキツも時期になればきれいな白い花を咲かせ、花が終われば青い実が出来て
だんだん赤く色付いていった・・・・
卯の花の垣根はどのように変わっていくのだろう?
想像したり、考えたりしたら、いくらでも広がっていくから不思議。
歌を歌う時も、情景を想像しながら歌うと楽しいね。
ばばは、演歌とか大人の歌よりも、童謡とかが好きなのかなぁ・・・と思う。