何故か、マヨネーズの話から・・・

3月13日(水)晴れ時々曇り

わが家では、ポテトサラダを作る以外、マヨネーズをほとんど使わなくなっていたが

今年になって、じじが朝食で茹で野菜や生野菜に付けて食べるようになった。
マヨネーズ

元々3分の1位しか残っていなかった、そのマヨネーズが残り少なくなったので

ばばが最後まで使い切らせようと容器を逆さに持って

「これ振ったら、最後まできれいに使えるんじゃ無い?」と言った。

すると、じじが「そこまでしなくて良いよ。ばばはまるで(倹約の・・お尻パンパンみたい)」

と言ったが、すぐには意味が分からなかった。

その前に「ナラブシ云々」とかも言ったので、ばばも聞いた事はあるような気がして

「ナラブシではなくて、楢山節考じゃない?たしか姥捨て山の話?」と言うと

じじはすぐ「赤い服を着た彼女」に尋ねたら、すぐに正解を教えてくれた。

しかし、「倹約の・・お尻パンパン」って???と考えていたら、途中でハッと気づいた。

それは「日高山伏物語」。

するとじじは「鳩 椋十先生の?」と言うので

「逆、逆。鳩 椋十じゃなくて、椋 鳩十先生」と言って、大笑い。

「私、椋先生の授業は楽しかったよ。学生が飽きてきたかな?と思うと

日高山伏の中の面白い話をしてくれたから。そしたら、眠気も吹っ飛んで

又真面目に講義を聴いていたなぁ・・・」と言う話などをしながらの朝食。

じじが言った「お尻パンパン」と言うのは、日高山伏物語の中に書かれていた1つの話で

お正月前になって、隣近所から餅つきの音がペッタン、ペッタン聞こえてくると

山伏の家では、実際に餅は付かずに、お手伝いさんのお尻をペッタン、ペッタン叩いて

「わが家でも餅つきしてますよ〜」アピールをしたりとか

ある日は、片一方しか下駄が無かったので、豪雨の後に甲突川へ行き

釣り糸を垂れて、同じような下駄が流れてくるのを待っていたとか、

お祝いで出す「尾頭付きの鯛」の代わりに「尾頭付きのメダカか、フナ?」を出したとか・・・

倹約の数々、どの話も聞いていて面白くて・・・・

「じじもこの本読んでみる?」と聞いたら「要らない」って即却下!

あと大さじ1杯か2杯残っている、マヨネーズを、ばばが「逆さに振ってみようか」と

言った事から始まった、夫婦漫才のような朝食タイムでした!

※わが家のチューリップ、黄色い蕾が出て来たので、いつ開花するかと待っていたんだけど
チューリップ

やはり、茎は伸びずに花だけが・・・あと2,3日もすれば、又萎れてしまうのかなぁ・・・

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ばば
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