突然の来客
3月8日(金)曇り
※画像は、今朝のツンベルギア。ちょっと花弁が肉厚になっているような気が・・・
今朝は,パソコン横の椅子に洋服を数枚畳んで置いたり
その横には,何時も使っているバッグなどを置いて
「あぁ〜こんなちらかしている時に,お客さんは来るんだよなねぇ」と思いながらも
外仕事をして、家の中に入っていたら,外から姉の笑うような声が・・・
時間は,まだ9時を回ったところ。
こんな時間に姉がわが家へ来る事は無く、不思議だなぁ・・と思いつつ戸を開けると・・
「Hが帰って来たので・・」と言う。
姉の横には従姉妹のH姉さん。
家の中は散らかっているし・・どうしよう!どうしよ!と思いながらも
「どうぞ、中へ・・」と声をかけた。
H姉さんはばば姉と同級生だけど、家も隣集落だったので
一緒に遊んだり、離したりした記憶はほとんど無い。
数年前、親戚の法事で帰省していて、その時も,短時間会っただけだった。
姉とH姉さんは同級生だし,話も弾んでいるので、
ばばはコーヒーなどを準備した後は,ふたりの話の聞き役に。
H姉さん、自分では車も乗らないので、集落の後輩が乗せてきてくれたとの事。
今日の最終便ではもう帰ってしまうと・・・
後輩Mちゃんは、ばばもよく知っているので、
「寄ってもらって、一緒にコーヒーでも・・・」と言ったら
「他の用事でちょっとお店まで行って来る」って。
何回か道路に出て、Mちゃんが戻ってくるのを待っていていると
しばらく経って,車が止まったので見ると,Mちゃんだった。
安全な場所に車を停めさせ、わが家へ来てもらい一緒にお茶して
お喋りして・・・・
H姉さんは空港へ向かう前に、島にいる同級生の家を回って
沢山の同級生の顔を見て返りたいって言ってた。
「島に帰るのはこれが最後だと思うけど、元気でね」って言われた。
寂しい気持ちでいっぱいになった。
親戚・・と言っても、現在、じじの叔父叔母、従兄弟は一人も島には居ない。
ばばの叔父叔母もひとりもいない。
従兄弟の兄さん姉さんは何名か居るけれど、ほとんどが80代後半か90代。
本当に寂しい。
子供の頃はたくさんの叔父さん、叔母さん、そして従兄弟達と一緒に
畑仕事や田んぼでの仕事などをした。
何でも「結」の精神で、みんなで助け合い協力し合っていたので
賑やかで、つらい作業でも、そんなに苦にはならなかった。
今は、月2回、実家のお墓参りに行って、集落まで行っても寄る家も無い。
増えているのは廃屋と空き屋。
減っているのは人口・・・特に若い人や子供の数が年々減少している現実。
集落に入っても、道に出ている人と出会う事はまず無い。
迎えてくれるのは、民家に隠れ、遥か後方に頂上だけ見える山・・・・
心の拠り所となっていた大好きな実家集落。
でも、最近は行く度に寂しさが募る・・・・・悲しいなぁ・・・