念じて奇跡は起きた
2月19日(火)曇り後雨
昨夜、じじ友人から電話があった。
「都会から来ている鳥好きなご夫婦を、鳥の居そうな場所へ
ちょっと案内してもらえないだろうかと。
じじは快諾。
「ばばも一緒に行かないか?」とじじから声をかけられ、行くことに。
天気が気がかりだったけど・・・・
朝は曇ってはいるけど,まだ降ってはいなくて
良かった〜と胸なで下ろし、簡単な卵お握りを作って
9時ちょっと過ぎ、ご夫婦が宿泊されているホテルへ行き
4人で、出発〜雨が降らないことを祈りつつ。
鳥が居そうな場所と言えば,まずは諸田池へ。
カモが数種類、オオバン、アオアシシギ等が居て
ご主人は撮影、奥様は双眼鏡でずっと観察されていた。
鳥の種類は少なかったけど、まぁ、何とか撮影は出来たかな・・・
その後、下久志海岸へ行き、少しお話ししながらお茶の時間。
それから畦プリンスビーチへ一直線。
5,6月になればアカショウビンと出会えることもあるけど,
まだ渡ってきていないよなぁ・・と思いながら、坂を下っていると
どこからかアカヒゲの声。
でも姿は見えず。
駐車場に車を止め、ビーチへ。
天気が悪く少し風もあり、真っ青な海と空を堪能して頂けなかったのが残念!
砂浜を歩いていたら・・あれっ?ハリセンボンが砂浜に打ち上げられ息絶えていた。
可哀想に・・・何があったのかなぁ?
暫く散策し、次はムシロ瀬へ。
雨脚が強くなり傘をさして展望台へ・・
ご夫婦は海岸の奇岩にビックリされていた。
天気が良ければ「沖のトンバラ岩」もくっきり見えるのに,残念!
その後は松原漁港へ行き、お弁当を食べよう!と屋根付きの場所へ行き
シートを敷いて、お弁当を出したが横殴りの雨で・・・
落ち着いて食事も出来無かったけど、すぐに片付けて
鳥の観察スポット、トリトリデッキへ。
でもね、やはり天気が悪くて干潟に鳥の姿は無く、
やはり、今日は無理かなぁ「鳥見」はと思ったが
ご夫婦が徳之島の観光地を巡ったことはほとんど無いとおっしゃるので
「念のため、陸の中の海といわれる「ウンブキ」に寄って、
その後、犬の門蓋と、犬田布岬迄行って帰ろうということに。
初めに行った「ウンブキ」で、奇跡が!!!!!!
雨も降っているし、車から降りないでおこうかな?と思ったけど
ご夫婦とじじが階段を下りて行ったので、ばばの後から下りて行ったら
何と!3人の目の前数メートルの場所にアカヒゲが!!!!
ここ数ヶ月、会いたかったのに,会えなかったアカヒゲが・・・・
あいにくの天気で写真は綺麗に写せたかどうか分からないけれど、
ご夫妻が会いたがっていたアカヒゲが目の前に現れるなんて・・・奇跡みたい。
アカヒゲがちょこちょこ動くので、その姿を追いつつ,撮影を続け
撮影が終わったら、思わずご夫妻とハイタッチ!
良かったぁ〜本当に良かった。
もし、天気が悪いと諦めて遠出しなければ会えなかったかも知れない。
ウンブキも行こう!と決断してくれた、じじに感謝!
ご夫婦も本当に嬉しそうで、こんな嬉しいことは無い!
アカヒゲと出会えたし、雨脚がだんだん強くなってきたので
今日は,途中で和瀬池に寄り、そのまま帰宅することに。
車はずっとワイパーを動かしながらの走行。
和瀬池でも、これと言って「超珍しい!」という鳥は居なかったけど
ミサゴ等を写して、帰宅。
ホテルへお送りする前に,わが家で一緒にお茶でも飲みながら
鳥談義など出来ればと、ご案内。
ご夫婦は海外へも何回も行かれており、日本の彼方此方も旅行され
ここ数年は、沢山の鳥との出会いを楽しんでおられるとのこと。
鳥の中でも特に「アカヒゲ」と「サンコウチョウ」に会いたかったようで
今日、奇跡的にアカヒゲと出会えて本当に良かった!!!
サンコウチョウは6月以降頃にならないと渡って来ないらしい。
野鳥は会おうと思って会えるものでもないし、出会ったとしても一瞬の出会いが多い。
ばば達も会いたくて会いたくてたまらない鳥がいるんだけど
町外のある場所に、一定時間しか現れないらしい。
出かけても会えないかも知れないけれど、又出かけてみようかな?
念ずれば叶う!
都会からいらしたご夫婦がアカヒゲと出会えたように
ばば達も飛来しているという「珍鳥」に会いたいなぁ。
今日ご一緒に鳥見したご夫婦、明日は,今日とは違うコースで
又、彼方此方回られるご予定とか。
沢山の鳥に出会えると,良いですね。
鳥好きなご夫婦とのご縁に感謝!の1日でした。
※せっかくアカヒゲと出会えたのに,カメラを持たずに車を降りたばば。
撮影したのは,プリンスビーチでの可哀想なハリセンボンのみ・・・・