悲鳴
1月10日(木)晴れ
もう、1週間くらい前になるかなぁ・・・・
ばばが体調絶不良だった時のこと。
娘とじじが洗面所にいて、じじが先に用を済ませたので
外へ出て、トイレに入ろうとした次の瞬間
「痛ぁ〜〜〜い!!!!!」と大絶叫が!
じじと結婚して半世紀近く、じじのこんな大絶叫を聞いたことはなかった。
動けないくらいグッタリしていたばばも
「どうしたの!!じじ!!!」と、思わず半身を起こした。
娘は「大丈夫?お父さん!」と洗面所から飛び出して来た。
一体何が起きたのか?
家族みんな大パニック。
じじは「あいたぁ〜!!!」と呻いている。
倒れているわけでもない。
じじが、洗面所を出て、トイレに入ろうとした時
たまたま洗面所のドアの蝶番辺りまで左手指が届く状態で
壁?を触っていたらしい。
そうとは知らない娘が、洗面所の内側からドアを閉めようとした瞬間
じじの左手、中指と薬指がドアの隙間に挟まれた状態に。
娘がドアを閉めた勢いがもう少し強くて
じじが瞬間的に指を挟まれながらもドアを押し戻そうとしなかったら
どんな悲劇が起こっていたか?
最悪、じじは指2本を・・・
考えただけでも身震いがする。
じじが悲鳴を上げた直後、娘が冷蔵庫へ走り、保冷剤を取り出し
じじの患部に当てて冷やし続けた・・・
「大丈夫?大丈夫?」と声をかけ続ける娘。
「大丈夫だよ、心配しなくても良いよ」と心配する娘を気遣うじじ。
「ごめん、私がこんな状態でなければみんなに迷惑かけなかったのに・・」とばば。
ばばが身動きできないほど体調が悪かったせいで
娘は夜遅くまでネットで病院探しをしてくれ、
そんな娘を見守っていたじじ。
一番の原因は、ばば。
だけど、ばばだって、なりたくて体調不良になったわけではない。
誰もが悪いわけではない。
「誰も悪くないよ・・・」と皆で慰め合い
「お父さん、大丈夫?」「大丈夫だよ、もう痛くないよ」
と声を掛け合いつつ・・・
約2,30分後、じじの指は少し腫れて青黒くなっただけで
翌日は、ほぼ正常と変わらなくなっていた。
良かった〜〜〜
それにしても「ほんの一瞬で悪夢は起きる」ということを
実感した年明け早々の出来事でした。
※画像は、記事とは関係なく、昨日出かけた先での1枚です。