自分の名前について考えたことある?

8月2日(木)曇り時々小糠雨
いやぁ〜台風12号、まだまだ影響が・・・・・
鹿児島からの定期船が入らないことには牛乳などの生鮮食料品がお店から姿を消す。
昨夕、牛乳の500mlを買おうと、行きつけのスーパーに行ったら品切れ。
「明日は品物入りますか?」と店員さんに尋ねたら「天気次第ですね」って言われた。
我が家で牛乳を使うのは、じじがコーヒーを飲む時くらいだから
無くてもそんなに困ることは無いんだけど・・・豆腐も品切れだったから
これには困った・・でも、今日は島内のお豆腐屋さんの豆腐が入荷するだろうから
諦めずに、又、スーパー行ってみよう!
ここ2,3日、天気が悪かったので、洗濯もせず
今日はもう限界で、朝から洗濯機を回して、室内干し。
カンカン照りのお日様の下に洗濯物が干せるのは、いつだろう?
と思って、部屋中洗濯物干したら、10時頃から晴れて外へ出し・・
気持ち良く乾くぞ!と喜んでいたら、お昼少し前から又雲行きが怪しくなり
慌てて室内に取り込んだ。
風があったせいか、ほぼ乾いているから、このまま畳もうかな?

さてさて、自分の名前、気に入っていますか?
今はキラキラネームとか色々聞くけれど、じじに言わせれば
「名前なんて、個人を識別する為の記号みたいな物さ」だって。
言われてみればそうだけど、子どもの名前をつける時って
親は色々な願いを込めてつけていると思う。
我が家の場合、最初はテレビドラマのヒロインと同じ名前で
2番目はばばの父の名前2文字を逆にして、3番目はばばが色々な願いを込めて決めた・・・

ばば自身の名前・・・
小学生の頃、友達はほぼ漢字の名前だったのに、何故かばばは平仮名+感じ一文字。
姉妹でも姉たちは漢字なのに、ばばは・・・
で、ある学年になって、名前の漢字を習った時、
嬉しくて、テスト用紙に漢字で名前を書いて出した。
先生は何にも言わなかったけれど、母に怒られてしまった。
ちゃんと、正しく自分の名前を書きなさいというような事を、懇々と諭された。
それ以来、名前はちゃんと書くようになったが、
学生時代、急に「小説を書いてみよう!」と思い立った。
当時、寮生活をしていたが、友達の誰もいない階段に行って
色々名前を考えた。
そして、決めたのが「ベラ・ルーシー」。
大学ノート数枚に、適当なストーリーを書き「作・ベラ・ルーシー」と書いた。
今となっては、ストーリーの内容とかは覚えていないけれど
じじにも、ずっと前、この話をしたことがあったので
未だに「ベラ・ルーシ−」とからかわれることがある。

ところで・・名前に関する話を、つい先日聞いた。
交通の不便な、ある小さな島での話。
役場のある場所までも、渡し舟で行っていた。
そんな島で、ある家庭に女の子が誕生した。
その子の出生届を出す為に、お祖父ちゃんが役場に行くことになった。
勿論、渡し舟で。
ところが、役場に行く前に、お祖父ちゃんは、孫の名前をど忘れしてしまった。
そこで、渡し舟に乗っていた時に飛んでいた海鳥の名前を勝手に届けた。

さぁ・・・ここからどんな展開になったのか?
役場の書類では、女の子の名前は、海鳥の名前が記入され
家庭では、両親が考えた名前で呼ばれて育った女の子。

その子が小学校に入学する時、事件は起こった!
現職時代、ばば達も式が始まる前に、ひとりひとり名前など確認していたが・・・
先生がひとりひとり子どもの名前を呼んだ。
ところが・・かの女の子の名前はいつまで経っても呼ばれない。
きっと、その子はオロオロ不安げに待っていたことだろうね。
ついに「先生、私の名前、呼ばれません・・・」と言うようなことを訴えたのかな?
先生が「あなたの名前は○○△△ちゃんでしょ」と言った。
「違う!!!」と、女の子はパニックになったことだろう。
大声で泣き出したそうだ。
そりゃ、そうだよね。

入学式などでは、役場の書類を元に名簿も作る。
だから、女の子はお祖父ちゃんが届けた「海鳥の名前」で書類には記入されていたのだ。
小学校入学までの7年間、普段呼ばれる名前と、役場の書類の名前と
2つの名前があったなんて、幼い女の子が考えるよしも無いし
両親も気付くことが無いまま、入学式を迎えてしまったのだ。
その後、女の子の名前がどうなったのかは、ばばは聞かなかったが
これは、半世紀近く前、実際あった話。

この名前騒動の元は・・出生届を出しに行ったお祖父ちゃんが
うっかり家族から言われた名前を忘れ、たまたま舟に乗っていた時に飛んでいた
海鳥の名前を届けたことに端を発するが・・・
7年間、お祖父ちゃんは、何も家族に話さなかったのだろうか?

当時は電話も無かったし、一旦、渡し舟に乗って、
役場に届ける孫の名前を忘れた時点で、お祖父ちゃんが一旦帰宅し
もう一度、確認して再度出かけたら問題は起きなかっただろうけど
当時は、渡し舟と言っても、1日何便あったのか?
出直すのが億劫だったんだろうね、お祖父ちゃんは。
そのせいで、7年後、可愛い孫が悲しい目に遭うとは考えもしなかったんだろう。
当時は、のんびりした時代だったんだろうね。
それにしても・・・・と思うけど・・・

お祖父ちゃんが届け出たという、「海鳥の名前」、
とっても可愛くて良い名前だけど・・・両親がつけてくれた名前と違うし・・
やはり公式書類に出した名前と、普段呼ばれる名前が違っていたら・・・
ねっ!

※画像はいつも行くお店の近くに咲いていた「ドラゴンフルーツ」の花。

 

 

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ばば
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