ついにハガキは届かなかった
5月3日(木)曇り
ばばは、出かける時は、必ずじじに「どこそこ行って来るね〜」と声をかける。
出かけると言っても、食材の買い物が一番多いのだが
出かける時は「買い物行って来るね〜」と2階に居るじじに声をかけ
又、じじが昼寝している時に家を空ける時は「どこそこ行って来ます」とか
「倉庫に居ます」とか書いたカードを階段に置いて出る。
過日は「お墓参り行って来ます」と書いたカードを初めて階段に置いて出かけ
帰宅したら、じじが笑っていた。
行き先を告げるという事は、いつ頃から始まったんだろう?
じじは撮影に行ったり、たまに理容室に行ったりする位で
その時は必ず、車庫前で車を誘導し送り出す。
我が家の前は車の通りが多いし、特に右手側は見通しが悪くて
ちょっと怖いから。
又、安全第一だからね。
出かける時に声を掛け合うというのは、
強制とかではなく、いつの間にか習慣になっているなぁ。
又、前もって外出する予定が決まった時なんかは
その時点でじじに話し、ばば姉にも話す事が多い。
何故、このような事をクドクド書いたかというと
昨日の「教え子ちゃん達と一緒に居酒屋に行った」という事が
どうしても気になって・・・
昨夕寄った姉にも、この話をしたら「え〜〜っ!」と驚いていた。
ばばは行っていないと思っているし
じじも「行ってないよ」と言うし
姉も「えぇ〜っ、そんな事無いでしょう」と言うけど
何だかモヤモヤ〜〜〜本当に、認知症が始まったのかなぁ???
チョッピリ怖いなぁ・・・
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4日前だったかな?
友達のKちゃんから電話があった。
「ばばちゃん、申し込んだ公民館講座の結果届いた?」と。
「まだ届いていないけど・・」と言うと「他の友達にはもう届いているってよ」と言う。
退職後、3,4回、公民館講座で郷土料理講座を受講したが
その後は、申し込みさえしない年が続いているばば。
数週間前、たまたまKちゃんと会ったら「ばばちゃん、公民館講座申し込んだ?」と聞かれた。
「まだ、何も申し込んでないけど」と答えると
「○○講座、良さそうじゃ無い?私申し込んだのよ。
ばばちゃんもお姉さんも誘って申し込んだら?一緒に楽しもうよ」と言われたので
その翌日に申し込みをした。
それから数週間。
受講決定通知は届かなかった。
そんな時のKちゃんからの電話・・・
友達に受講通知が来て、ばば達に来ないという事は?外れた?
でも、あと月曜日まで待ってみようと思っていた。
しかし・・・結果は・・・やはり受講決定通知のハガキは届かなかった。
電話で「人生初落ちた〜」だねと、ばばが言って、大笑いしたけど
チョッピリ残念!
Kちゃんが言うには「○○講座、申込者がいるか心配しているらしいよ」と言うので
ばばは興味がある講座だったので、即申し込んだのだが・・・
Kちゃんも相当ショックだったらしく、わざわざ公民館講座の係の方に
電話したんだって。
どんな基準で受講者を決定しているのかなぁ?
先着順?
だったら、ばばは申し込むのが遅かったから仕方無いね。
抽選?
これも運の問題だから仕方無いね。
せっかくやる気になって申し込んだ結果が「落ちたぁ!!!!!!」。
姉にも「受講外れた〜〜」と言うと、姉は案外あっさり「そう・・」とだけ言った。
1枚のハガキで2名申し込めるので、ばばが姉と2人分申し込んだが
もしかして?ばばが姉の年齢を書き間違えて
十の位の数字だけ書いて出した?
姉が七十何歳か迷って・・・確か「7」だけ書いたような気もするけど・・・・・。
7歳の子が公民館講座を受講する事は出来ないしなぁ・・・
ばばがKちゃんや姉にこの事を話すと、ふたりが笑う事、笑う事!
申し込んだ公民館講座に外れたのは、ちょっと残念だったけど
まぁ、来年もある事だし、来年も申し込もうかな?
ばばにも声をかけて受講申し込みをさせてくれたKちゃんは
「せっかく申し込みさせたのに、ごめんね」と謝って
わざわざ」係に電話したリしてくれたけど、まぁ、しかたが無い事だし
外れたのはKちゃんのせいでも無いしね。
Kちゃんも、ばばもばば姉も、三人揃って外れるとはねぇ・・
でも、この方が良かったかも〜。
だって、もしもばばが当たっていたら、ばばは絶対辞退して
Kちゃんに譲ると思うし、もし逆だったらKちゃんも、絶対ばばに気遣うだろうし・・・
「公民館講座落ちた〜〜人生初落ちた〜〜〜」って
3人で大笑いして、はいっ!おしまい。
ある意味、ハッピーエンドでした。