誰が?いつ?他色々

3月26日(月)晴れ
今日も穏やかな天気の徳之島です。

今朝は可燃ゴミを出す日で、朝からバタバタ。
じじの分だけ食事の準備をし、ゴミをまとめて出してから
「さぁ〜食事を始めよう。パンを焼かなくちゃ」と
自分の分だけトースターで焼きながら
コーヒーをカップに移し替えたりしていたら
わぁ!パンが真っ黒け。
「あぁ〜あ、あ」と言いながらお皿に入れて着席!
じじは、ほぼ食べ終わっていたが、真っ黒焦げになったパンを見て
「ごめん、ごめん!」って。
じじが謝る事無いよ、ばば、自分で焼いたんだからと言いながら
いつもより遅い朝食。開始

ばばがひとりで食べるから、食べ終わったじじも座って
子どもの頃の話をしてくれた。

じじが小学校の低学年か、幼稚園の頃、
近所に絵描きさんらしい方が住んでいたんだって。
おしゃれなベレー帽を毎日被っていたそうだが、
何故か、じじはその絵描きさんから絵の描き方を教えてもらったらしい。
無償で教えてもらっていたのか、
親がお金を払っていたのかは分からなかったって。
1年位、通ったらしいが、いつの間にか
絵描きさんは何処かへ引っ越して行ったらしい。
じじが、どんな事を習い、どんな絵を描いていたか、興味あるなぁ〜
何故、絵の話になったかというと、
食事をするテーブルにランチョンマットを敷いてある。
テーブルクロスは濃いグリーン系で端の方にだけ少し柄がある。
その上に置いたランチョンマットの色が、じじはブルー、ばばはラベンダー
そして、姉の分が黄緑色。
じじは、自分のブルーがテーブルクロスともしっくり合うし
お気に入りだって。
ランチョンマットの色の事から、じじが色彩について講義〜
頭の端っこでじじの話を聞きながら、食事優先のばば。

ばばがあまり食いつかないので?
次は島にサーカスが来ていたという話になった。
じじが言うには、象やライオン、ゴリラ等の動物も来ていたと言うからビックリ!
じじが住んでいた場所は、徳之島の中心地だから
60年以上も前にサーカス団が来ていたんだろうね。
ばばがサーカスを観たのなんて、成人した後だったと記憶している。
「象とか来たって、本当?
あんな大きな動物乗せる船あったのかなぁ?」と疑心暗鬼のばば。
「かなと丸」とか「高千穂丸」とか大きな船が就航していたのは覚えているけど
じじやばばが子どもの頃って、「はしけ」を使って大きな船の所まで行って
乗り移っていた記憶があるから、象とかの巨大動物を
どうして港に陸揚げしたのか気になる・・・
大きな檻毎乗せたり下ろしたりしていたんだよね、きっと。

サースの話の次は「紙芝居」の話になった。
「タダで見せてもらっていた」と言うので、又、ビックリ!
「紙芝居屋さんは、都会から来てくれるんでしょ。
タダで見せたら、船賃さえ出なかったんじゃ無い?」とばばが言うと
「飴玉とか売っていたから、その売上金が収入になっていたんだろうね」って。

同じ徳之島でも、じじがサーカスを観たり、紙芝居を見たり
お絵かき教室に通ったりしていた頃、
ばばは、野山を駆けまわり、田植えや稲刈りや芋掘り、
麦刈り、サトウキビ伐採を手伝いながら野生のイチゴを食べたり
ヤマモモを食べたりしていたんだね〜

そんな幼少期を過ごしたじじとばばが、今、同じ食卓を囲んでいるなんて・・・

朝食は遅くなったけど、その後はフル活動のばば。
と言っても、ばばが大好きな人に送る為のドーナツ作り。
粉1キロ分も作ろうと思ったら、午前中で終わらず
半分は夕方になってから・・・
約100個近い数になりそうだったので、敢えて1個の大きさを
普段より二回り位大きくして作ったよ〜
明日送れば、翌日には届くから・・・・
相手の方の喜ぶ顔を思い浮かべながら頑張った〜

一段落したら買い物へ〜
買い物終えて帰ろうとしたら・・・あれっ?
買い物したお店のすぐ近くのお宅の屋根に何かが・・・
昨日までは無かったんだけど・・と近づいて見ると
「パン」と「ペットボトル入りのお茶」。


周囲を見ても人はいない。
ばばを見送ってくれていたお店の方に
「屋根にパンとお茶が置いてあるんですけど〜」と言うと
「あぁ〜それねぇ、何日か前、サトウキビを伐採していた人が置いて
忘れて帰ったのかも。。。。。」って。
サトウキビ伐採の方だったら、
畑の隅っことかにおやつを置くと思うんだけど・・・
すぐそばのサトウキビが伐採されたのは、もう1週間ほども前だし
昨日までは屋根の上には何も無かったんだけどな・・不思議。
置いた人は、きっと、あのパンとお茶の事忘れてしまっていたのかなぁ・・・

普段とちょっと変わった物や光景を見ると
色々考えてしまうばばです。
自分と、何も関係ないのは分かっているんですけどね〜〜

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