来るか!他
9月13日(水)曇り風強し・時々小雨
台風18号の影響が早くも出始めている徳之島。
徳之島の海も、大分波が高くなっているようだ。
台風18号、「風台風」ではなく、「雨台風」だと良いけれど
運動会の練習が始まっている、小中学校は大変だね。
昨日の昼前、生協コープ鹿児島から電話があった。
「今夕出港予定の鹿児島⇔沖縄間のフェリーが欠航になりましたので
明日、届く予定の品が届けられません。船が動き次第、又連絡します」
というような連絡だった。
昨日から、ばばの家から近い港は波が高くて
沖縄から鹿児島への上り船は、島の裏側の港に入港&出港すると情報は得ていたが
鹿児島から船が出ないとは、思ってもいなかった。
考えてみれば、鹿児島から奄美に近づくにつれ風は強くなっていくから
欠航は、やむを得ない事だよね。
夕べから風も少し強かった。
今朝は、少しだけ雨もぱらついた。
昨夕は、お通夜、今朝は告別式に参加しなくてはならなかったが
天気が崩れないうちに行ってこられて良かった。
告別式に出かける前、風が思いの外強かったので
カラテアや、シャコバサボテンの鉢を車庫に運んだり
庭先の物干し竿や、パラソルハンガー等を
下ろしたり、倉庫に片付けたりしてから告別式に行って来た。、
告別式から戻ると、太陽も顔を出していたので洗濯をし
物干し竿やハンガーを元の位置に戻し、洗濯物を干した。
しかし、時折強風が吹き、少し雨粒も室内に吹き込むので
結局、洗濯物は部屋干しにして、やっと一安心!
洗濯物を取り入れながら、ふとお隣さんとの境のブロック塀を見ると
黒色と白色の混ざった子猫が、凄いスピードで塀の上を走って行って吃驚!
この猫、過日、我が家のネズミ捕り用の粘着シートに引っかかり
じじが、何とかシートから外したら、一目散に桜の木の下の方へ逃げ込んでいったらしい。
その後、じじは「あの子猫、桜の木の下で死んでしまっているのでは?」と
気にしているようだったが、桜の木の下は何も異常は無かったので、ホッとしていたのだ。
4日ほど前だったか?
夕方、ばばが菜園を見回っていたら、菜園の中央に丸まっている動物発見!
何と、あの子猫だった・・・(と思う)。
体毛は所々抜け落ちたようになり、顔を見ても元気が無い。
ばばの顔を見るなり、パッと立ち上がって大きく伸びたキツネバナの下をくぐり抜け
あっという間に何処かへ走り去った。
(どこへ行ったの?)
すぐに後を追ってみたが、家の外の道路にも、我が家の敷地内にも
子猫の姿は無かった。
この事を、じじにも話した。
「大分弱っているだろうな。
あれだけの粘着剤を体に付けたんだから。全力で長時間もがいた事だろう。
毛も抜けたし、足の裏にも、まだ付いているかも知れない。
餌を採るのもままならず、弱って死んでしまうのではないかなぁ・・・」
と、じじは哀れがっていた。
小さい頃から、犬や猫を怖いと思い、あまり好きにはなれなかった、ばば。
今でも、犬や猫に対しては、「先ず怖い!」と思う。
子どもの頃、野良犬が多くて・・・
怖くて逃げたら、後を追いかけられて・・・
誰かが、「犬は逃げる人を追いかけるから、絶対逃げたらダメよ」と言ったけど
大きな野良犬が近づいたら「咬まれる!」とパニックになって、しぜんに走り出し・・・
という、経験がトラウマになっていると思う。
野良猫には、追いかけられたり咬まれたりという経験は無いけれど
しょっちゅう家の中に出入りされ、貴重なご飯やおかずをひっくり返されたりした。
大きな猫が、ジィッとばばを見ると、今でも怖いという気持ちが強い。
徳之島でも、野猫がアマミノクロウサギをかみ殺してしまったりして
数年前に沢山の野良猫も去勢手術を受けたと思う。
ばばの家の周辺は、野良猫が多くて買い物の行き帰りなど何匹も遭遇した。
中には「猫相の悪い猫」と名付けた猫もいた。
体中の毛が抜け、体毛もまばらで目がつり上がっていて・・・遭遇するだけで怖かった。
しかし、ここ数年、我が家周辺で野良猫を見る事はあまりなくなって一安心していたのだが、
先日の子猫・・・首輪もしていないし、耳も去勢手術をした印の「サクラ耳」ではないし・・・
野良猫なんだよね、きっと。
過日、この子猫をいじめようとネズミ粘着シートを仕掛けたわけでは無いが
たまたま倉庫の戸がしっかり閉まっていなかったらしく、
隙間から入って、粘着シートにくっついてしまったらしい。
ばばも倉庫の戸をしっかり閉めるように、今まで以上に気をつけるし
あの子猫も、もう二度と倉庫へ入り込む事は無いと思うが、やはり後味は悪い。
すっかり弱り果てているように見えた、4日前の子猫。
しかし、昨日も、子猫の影を見て慌てて戸を開けて覗いたが、どこにも姿は見えず
今日、ブロック塀の上を走って逃げた子猫は、凄い早さで走っていた。
同じ子猫だったら、大分回復はしているらしくて、なんだかホッとした。
野良猫が増えるのは嫌だけど、あの子猫(と、思う・・)が元気に走っているのを見たら
少しだけ、嬉しくもなった、ばばです。